日本の公共ミス・ご当地生産物と観光資源のプロモーションガール(ボーイ・大使・アンバサダー・レディ・娘・小町・女王・クイーン・姫・プリンセス・フレッシュ・メイツ・フレンズ・アシスタント・アテンダント・コンシェルジュ・スタッフ・クルー‥)のコロナウィルス流行に伴う募集延期や中止の現況

 厚生労働省のサイトによりますと、インフルエンザの年間死亡者数は日本で約1万人となっています。厚労省が『日本で約1万人と推計されています』と表現しているということは、同省でさえも正確な人数を把握できていないということです。なぜかって、それはあまりにも多いから。それと、インフルエンザが誘発する肺炎(例えば、ウィルスで弱った肺に細菌が感染して肺炎として死亡する)と区別がつきにくいということが考えられます。政令指定市と東京の21大都市では死亡者数の調査をしていますが、それでもインフルエンザと肺炎の合計値で、あくまでも流行の度合いを推計するためのもので、正確なインフルエンザ死亡者数の把握を目的としたものではありません。
 
 いずれにせよ、予防接種という軽減策があるにも関わらず、毎年のように1千万人がインフルエンザに感染し、1万人が亡くなられています。亡くなられる方のほとんどは持病を持つ高齢者です。他は罹患しても多くは既存医薬品と自己免疫力が機能して回復します‥って過日書きましたコロナウィルスと同じですね。
 
 数日前、横浜市の警察署の前を通ったのですが、交通事故の死者数が表示されていて、なんか多いなあと思って帰って調べたところ、1月からの累計で神奈川県では既に50人の方が亡くなられています。ワースト常連の北海道、千葉、愛知などを抜いて中国地方全体を上回るペースです。
 
 こちらはもちろん全国で全数統計され、2019年は戦後最少だったそうですが、それでも交通事故で年間3215人の方が亡くなられています。2020年も、1月からの累計で既に741人もの方が交通事故で亡くなられています。(2020年3月30日時点 交通事故総合分析センター
 
日本国内の累積死亡者数 - コロナウィルスは厚生労働省発表(他にクルーズ船11名), インフルエンザは同省の近年推計より当サイト推測, 交通事故は交通事故分析センター発表(2020年3月30日時点)
 さて、本題のほうなのですが、厚生労働省発表の2020年3月末時点で新型コロナウィルス感染者数は2706人で、うち56人の方が亡くなられています。喜劇俳優の志村けんさんもこの数に含まれていると思います。ご冥福をお祈りいたします。
 
 新型コロナウィルスでの累積死亡者数は、まだ交通事故の10分の1です。もちろんコロナウィルスへの警戒は怠ってはなりませんが、ながらスマホ運転や無謀運転や認知能力が衰えて死亡事故を起こしても逮捕されない気楽さから好き勝手に運転する元高級官僚の運転者さんへの警戒の方がよっぽど重要であるということになります。

 それにしてもよく理解できないのが、なぜ1千万人がインフルエンザに感染しても平気なのに、コロナウィルスだと感染がわずか数千人でも大騒ぎしたがるのかです。極端な表現で言い換えると、「インフルエンザで死の危険にさらされる人は去年も一昨年も放ったらかしだったのに、なぜコロナウィルスで死の危険にさらされる人だけ助けたがるのか?」です。
 
 人から人への感染を防止する方法はコロナもインフルも同じなのですが、インフルエンザで亡くなる1万人を救うために、全国一斉に休校したり、通勤や移動を制限したり、花見やイベントを自粛させたりしないですね。インフルエンザで亡くなる1万人の人の命よりも、コロナウィルスで亡くなる数十人、今後増加するとしても数百人のほうの人の命の方が重たいのですか? そんなことはないはずです。
 
 不思議に思っていたのですが、なぜインフルエンザで1千万人が感染して1万人が亡くなっても、必要に応じて必要な医療は受けられるし、ベッド数は足りているし、移動制限は発生しないし、全国一斉休校ではなく学級閉鎖と登校停止で済んでるし、十分に気を付ければ飲食や会合も自由だし、集客イベントも行われているのか? それはインフルエンザの場合は官邸さんも国民の皆さまも落ち着いて行動しているからと理解できたのであります。
 
 その一方で、たかがインフルエンザの数百分の一の脅威でしかない、めちゃくちゃ大きく見積もってもインフルエンザと同程度に過ぎないコロナウィルスに対して過大な大騒ぎしてしまうことによって、軽症者に不必要な入院をさせ未発症者には過剰な隔離を行ってしまうような愚行で医療リソースを浪費し、重症者への対応が行えなくなってしまう医療崩壊を起こしかねない危険をわざわざ発生させている、というのが現況です。

 不必要に騒ぐことで、56人の死亡で経済活動が停止し恐慌が発生する。騒がずに冷静に対応すれば、1万人の死亡でも平年と同じ状況を保てているということです。敵はコロナウィルスではなく、多くの善良な人が不便と困苦を強いられる中で、ますます不必要に騒ぎを大きくしている人たちと、それに乗じてボロ儲けをしている人たちであります。戦う相手を間違えないようにいたしましょう。騒ぎに動揺させられて外出自粛や買い溜めをすればするほど悪い人が得をします。
 
 長くなりましたが、結論はやはり「コロナウィルスに関してはいつものインフルエンザと同程度の警戒と対応でお願いします」ということであります。そうそう、交通事故にはもっと気を付けてください。特に神奈川県の横断歩道を渡るときには‥。そして、未だに「挙国一致団結してコロナを撲滅するために皆で我慢して家にいろ」とか言っている人(中には言わされている気の毒な人もいるでしょうけど)には、インフルエンザで毎年国内では1万人が、世界では25万人から50万人が死んでいるが、あなたはインフル死者を増やさないために昨年一昨年と外出や交遊や催事見物を自粛して家でじっとしていましたか?」と丁寧に(あるいは脳内で(笑))問い返してあげましょう。ついでに「来年も再来年もその先もずっとインフルエンザで国内では1万人が亡くなります。他人に家にいろと言った以上は、あなたは来年も再来年もずっと、インフル死者を増やさないために冬の間じっと家に籠っていてくださいね」とお願いしておきましょう。家に籠ってしまうのではなく、逆に、表に出て生産的な活動を行いつつ健康的な生活を維持することが、結果的に多くの人の生命を救うことに繋がります。
 
 少しポジティブな材料を探しますと、電車や建物内の換気がきちんと行われるようになってきたことが挙げられます。今までは温度維持のための効率の犠牲になっていましたが、内気循環的な除菌消臭よりも直接強制換気、短期的な経営効率よりも人の健康重視へ、車両やビルの設計がより改善されていくことを望みます。
 
 今でもしつこく「コロナウィルス流行ピーク時入院2万人で病院がパンクする」とか言って不安を煽る官庁さんに乗っかったニュースで数字を稼ぐメディアさんがいますが、世界トップクラスの重篤度別大衆向け医療システムが整備された日本では、1週間にインフルエンザを発症した4万人が受診してもびくともしていません(そんなときは1週間で何百人も亡くなられている状態なわけですが、昨年も一昨年もその前も、医療崩壊はしていません)。さらには、換気効果と一斉休校の副作用?で、実は今シーズンのインフルエンザは平年に比較して激減していて、相当な余裕が生じているのではないかと思っています。したがって、入院を重症者に限ることで、コロナウィルスの流行がピークを迎えても十分に持ちこたえられることになります。不必要に騒がなければ、の条件付きですけど。
 
(ここまでの文章における統計値は、特記以外は2020年3月31日時点のものです。)
 
 
 って、このサイト何のサイトだったっけ?

 えー、この記事のタイトルの件ですが、各地から情報がぽつぽつと集まっていますので、以下、列挙いたします。状況に応じて追記していくかもです。
 
 
弘前市(青森県) 弘前城ミス桜
 コンテスト中止が決定。当初は非公開審査での実施を検討するとしていましたが、断念した模様です。なお、官邸からのイベント中止要請を受け、弘前城一帯はサクラの開花時期のゴールデンウィーク中まで閉鎖すると発表されています。今年度は前年選出のうち1-2名の残留で乗り切ると見られますが、どうなるのかは発表待ち。
→その後、一度は断念していた非公開選考を実施し、グランプリ1名、準グランプリ2名選出したと発表されました(2020/4/5)。最後の最後まで諦めない弘前魂を見せてくださいました 👍 ←誤報。残念。公開コンテストから非公開審査に変更した(2020/3/26 弘前商工会議所)。その後中止決定した(2020/4/1 同会議所および東奥日報)。それよりも後の配信日付のミス桜選考に関する告知は現時点確認できません(2020/4/6午前時点)。よって今年の選出は行われず中止が確定と理解します。
 
天童市(山形県)将棋の女王
 コンテスト延期決定。時期や選出方法等の発表には時間を要しそうな気がします。
 
加茂市(新潟県)ミス雪椿
 コンテスト中止決定。今年度の体制は追って告知する旨公表されています。
 
坂東市(茨城県)姫役
 時期的には選出済みのはず。お披露目の場の「ふる里さしま古城まつり」が中止決定。残るは秋の「岩井将門まつり」をやるかどうか。
 
練馬区(東京都)時代行列三役(照姫)
 時期的には選出済みのはず。しかし唯一の活動の場の「照姫まつり」が中止決定。秋の「練馬まつり」にて代替の出演機会を創出できるかどうか。
 
日野市(東京都)高幡不動きものクイーン
 コンテストが行われる「ひの新撰組まつり」が中止決定。
 
平塚市(神奈川県)湘南ひらつか織り姫
 公式サイトのインターネット事前投票の受付開始が延期されています。実施はされる見通しだが時期は現在未定。
→「湘南ひらつか七夕まつり」の中止が発表され、同時に選考(「織り姫セレクション」)の中止も発表されました(2020/4/2)。同まつりは東北地方太平洋沖地震が発生した2011年も開催されており、中止は「初」。
 
敦賀市(福井県)花換まつり福娘
 祭事開催直前に福娘との花換えの行事は中止と発表されました。他に出番はあるのかどうか?
 
甲府市 湖衣姫
 コンテスト実施予定日の中止は決定済み。残るはコンテスト延期開催か完全中止かの主催者判断。


浜松市 ミス浜松
 コンテスト中止決定。今年度は、昨年か過去の選出者がピンポイント復活して活動すると推測しますが、主催者発表待ち。
→なお、下の公式アカウントによりますと、(書類選考後の)面接審査を延期している段階で中止が決まったらしいです。


浜松市北区細江地区 姫様道中姫様
 時期的には選出済みのはず。しかし唯一の活動の場の「浜松市姫様道中」が中止決定。
 
磐田市(静岡県)磐田市観光大使
 公開コンテストは中止となりましたが、公式サイトによると別会場での非公開審査で選出は行われました。やる気と万全の備えがあれば選考会はできるという好例ですが、肝心の庶民の前での活動機会はいつになることやら‥。
  
津市 津クイーン
 公式サイトによると選考会(一般には非公開)が延期されています。公式サイトのニュアンスでは実施はされる見通し。
 
兵庫県(県域)フラワープリンセスひょうご
 応募締切直前に募集中止。間もなく、2020年の応募は無効とし、同年度の活動は前年選出者の任期延長で対応する方向の発表がありました。


 
川西市(兵庫県)川西観光プリンセス
 「源氏まつり懐古行列」の中止を受けて選考会が延期されています。公式サイトのニュアンスでは、(他の配役の選考が中止となってもプリンセスの選考だけでも)実施はしたいという意思が感じられます。
 
佐伯市(大分県)菊姫
 時期的には選出済みのはず。しかし唯一の活動の場の菊姫行列が行われる「さいき春まつり」が中止決定。
  
追加
青森市 ミスねぶた
 2020年は『全国的な感染拡大へと繋がる懸念があることから』(主催者)、例年8月2日-7日開催の「青森ねぶた祭」の中止が発表されました(2020/4/8)。同祭の中止は第二次世界大戦後「初」。ミスねぶたの募集も行われないと見られます。 
→ミスねぶたコンテストも中止が発表されました(2020/4/10)。
 
田子町(青森県) ガーリックレディ
 2020年は募集されていましたが、コンテストが行われる予定だった「にんにんくまつり」が中止発表されています(2020/2/21)。CATVで「まつり」開催を大々的にPRをした翌日に中止発表というはかなさに萌えます。特にコンテストについて言及した告知はありませんが、「まつり」の代替開催もないと公表されていることから、コンテストは「自然中止」とされ応募は無効になっていると見られます。
 
盛岡市 ミスさんさ踊り
 「さんさ踊り」の中止が発表されました(2020/4/21)。発表当日はミスさんさ踊りの募集締切日でもありましたが、『選考の中止も視野に入れて今後の対応を検討する』(岩手日日新聞)としています。
→ミスさんさ踊りの選考中止も発表されました(2020/4/24)。18名の応募があったと伝えられていましたが、無効となる模様です。

秋田県(県域) ミス・フレッシュ秋田
 募集は開始されましたが、『新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ』(JA全農あきた)、締め切りの前に募集中止が発表されました(2020/4/9)。2020年は先代の任期延長で乗り切ると推測します。
 
秋田市 あきた観光レディー
 募集中止されることなく応募締切日の4月10日を迎えていましたが、その後主催者が『新規採用の見送り』を発表し、2020年の選考は中止となりました(2020/4/16)。しばらく2019年選出者のみでの3名体制となると見られます。

湯沢市(秋田県)旧雄勝町地域 小町娘
 2020年は募集されており4月17日の締切を過ぎていましたが、「小町まつり」の中止が発表されました(2020/4/24付)。小町娘の選出に関しての言及はその時点ではありません。
 
仙台市 せんだい・杜の都親善大使
 4月4日に公開選考会から非公開選考に変更して実施するとしていましたが、前日に非公開選考も中止することが発表されました(2020/4/3付)。主催者では今後の日程は追って発表するとしています。
→仙台七夕まつりの中止が先に発表されました(2020/4/10)。
→2020年は結局選考を行わないこととしたとの発表がありました(2020/5/1)。同時に『過去に親善大使就任経験のある「杜の都仙台シティサポーター」を派遣することで仙台市のシティセールスを行って参ります』と告知されています。
 
山形市 ミス花笠
 2020年は4月10日に募集締切を迎えていましたが、その後山形花笠まつりの中止が発表されました(2020/4/28)。同まつりの中止は「初」。公式サイトでの言及はありませんが、ミス選考会も行わないと報じられていることから(日経ほか)、応募は無効となる見通しです。
 
福島市ほか 福島ミスピーチ
 2020年は募集時より公開選考から非公開選考に変更するとして募集し、応募受付は中止することなく締切を迎えていました。選考会は5月9日に延期し感染防止対策を行ったうえで実施するとしていました(2020/4/22付)。しかし、その非公開の選考会までも『緊急事態宣言の発令期間延長を受け』(主催者)中止が発表されました(2020/5/5付)。
→『PR活動は過去の経験者から希望者を募って実施していく見込み』(福島民友 2020/5/8付)

郡山市(福島県) ミスうねめ(ミス郡山)
 募集されていましたが、締切前に「郡山うねめまつり」の中止が発表されました(2020/5/15 2020/5/14付)。同まつりは東京電力福島第一原発の爆発事故が発生した2011年も開催されており、中止は「初」。ミスうねめコンテストの中止も併せて告知されています。日経新聞ほかによると、コロナ騒ぎによって経済的打撃を受けた地元商工業者に協賛金を出す余裕がなくなったことも要因とされています。
 
二本松市(福島県) 菊むすめ
 例年通り3月末に募集開始されていましたが、締切の5月25日を待たずに、「二本松の菊人形」の中止が発表されました(2020/5/15)。市役所と観光連盟の公式サイトにはその時点での言及はありませんが、福島民友によると『「菊むすめ」の募集も中止する』となっています。
 
桑折町(福島県) 桑折町スマイルピーチ
 募集開始していましたが締切前に中止が発表されました(2020/4/2付)。理由の『各種団体が主催・共催するイベント等が中止されることが見込まれるため』(主催者)からは、農産物を始めとする食品の生産流通には支障がないのにも拘わらず宣伝機会が失われたことへの遺恨が感じられます。
 
潮来市(茨城県) 水郷潮来あやめ娘
 あやめまつりの中止が発表されました(2020/4/20)。同まつりの中止は「初」。同時に、あやめ娘の任期延長の方向性も示され、追って市公式サイトにて『今年度、採用した「あやめ娘」の活動期間を2か年とする』と発表されました(2020/4/27)。

幸手市(埼玉県) さくら親善大使
 『状況を受け、令和2年度のさくら親善大使は、選出いたしませんでした』(主催者)と公式サイトに掲載されました(2020/4/9)。前年選出者を任期延長すると見られます。
 
千葉市 ちばモノレールガール
 募集は開始されていましたが締切前に中止が発表されました(2020/4/9付)。主催者では『再募集の時期等については、今後の状況をみて判断させていただきます』としています。そのため、当代の任期延長はない模様です。
 
横浜市 横浜開港祭親善大使
 先に発表されていた催事内の目玉番組「ドリーム&ハーモニー」の中止に続き、横浜開港祭全部の中止が発表されました(2020/4/15)。当然ながら横浜開港祭親善大使による開港祭の告知活動はなくなります。面接選考会は実施済みで、今年の開港祭親善大使は選出済みであった模様です。
 
藤沢市(神奈川県) 湘南江の島海の女王 海の王子
 コンテスト中止が発表されました(2020/4/7)。『協会は「今年度の活動は状況に合わせ随時検討していく」と説明している』(タウンニュース藤沢版)と報じられています。正確には発表待ちですが、前年選出の女王&王子の任期延長が行われると推測します。

鎌倉市(神奈川県) ミス鎌倉
 2020年は募集締め切り後、予選審査までは進んでいるようですが、3月4日予定の本選審査前に「鎌倉まつり」の中止が発表されました(2020/3/2)。本選審査が停滞していると見られます。
 
新潟市 にいがた観光親善大使
 5月8日締切で募集されていましたが、当面の間審査が行えないと判断した模様で、7月31日締切に募集期間が延長されました(2020/4/24)。それに伴い、任期も7月開始であったのが10月開始と3か月の遅延となっています。

金沢市 ミス百万石
 百万石まつりの中止が発表されました(2020/4/13)。発表同日がミス百万石コンテストの募集締切でしたが、同日時点ではコンテストの実施有無についての言及はありません。
→実行委での正式発表はありませんが、『ミス百万石の選考も取りやめた』(北國新聞)と報じられています(20204/14付)。
 
浜松市浜北区 ミス浜北
 「遠州はまきた飛竜まつり」の中止発表(2020/3/26付)に伴い、同催事でお披露目となるミス浜北を選出する事業「ミス浜北オーディション」も中止となりそうです。
 
名古屋市緑区有松地区 ミス絞り
 ミス絞り選考会の中止が発表されました(2020/3/28付)。応募書類を返却するとしているので、代替開催もない模様です。
 
一宮市(愛知県) ミス七夕・ミス織物
 2020年は3月18日にミスの募集を開始し、共進会(実行委員会に相当)でも全面的に「おりもの感謝祭一宮七夕まつり」は開催の前提で出店や寄付の募集も強気に募っています。しかし、ミスの募集については、こっそりと『応募受付を一時見合わせています』の表示がされるようになりました(2020/4/17)。間もなく何らかの報道発表がされることが予想されます。なお、コロナ騒動とは直接関係ありませんが、2020年の選出を最後にミス廃止を検討中という報道もあります。
→一宮七夕まつりの中止が発表され、同時にミス七夕・ミス織物コンテストの中止も発表されました(2020/4/23)。正確には主催者の発表待ちですが、前年選出者の任期延長もなく、このままミス七夕・ミス織物は廃止されると推測します。
 
安城市(愛知県) 安城七夕親善大使
 安城七夕まつりの中止が発表され、同日に安城七夕親善大使オーディションの中止も発表されました(2020/4/20付)。募集中で締切前でしたが、応募は無効になる模様です。

知立市(愛知県) ミスかきつばた
 「かきつばたまつり」中止のとばっちりを受けて、「市制50周年記念ミスかきつばたコンテンスト」の中止も発表されています(2020/3/30付)。


大津市 びわ湖大津観光大使
 選考会の延期が発表されました(2020/4/9)。でも募集は中止せず続行! ご当地大河ドラマ「麒麟がくる」の放映年だけに、もう後には引けないという覚悟を感じます。しかし、ただでさえ違法薬物事件を受けての撮り直しで撮影日程が押している中、ソーシャルディスタンスを保っての演技(殺陣芝居不可、ラブシーン不可 笑)の制約や、お上の密集するな命令でロケバスの運行もままならずと伝えられ、大河ドラマの継続自体にも疑義が!?
 
豊岡市(兵庫県)旧城崎町地域 ミスゆかた
 募集開始していましたが、4月30日の締切前に中止が発表されました(2020/4/10)。

広島市 ひろしまFFフラワークイーン
 既に就任発表されていますが、肝心のPRの目的物であるところの「ひろしまフラワーフェスティバル」が中止になってしまいました(2020/3/23付)。これはかなり気の毒。


砥部町(愛媛県) 砥部焼まつり大使
 まつり直前と実施期間のみの活動のため珍しく『他の類似のコンテストで選出されている人でも応募可』(主催者)としている砥部焼まつり大使は、既に選出され、報道発表済み。しかし、肝心のPRの目的物であるところの「砥部焼まつり」が中止になってしまいました(2020/3/11付)。これもかなり気の毒。
 
四万十市(高知県)旧中村市地域 玉姫
 「土佐一條公家行列 藤祭り」の中止が発表されています(2020/3/26付)。こちらは募集前であった模様です。
 
八女市(福岡県) 八女茶娘
 5月5日開催予定だった八女新茶まつりと、そこで行われるはずだった八女茶娘クイーンコンテストの中止決定が発表されました(2020/4/2付)。仮に今後前年選出者の任期延長があるとしても、春から夏の間の活動機会を逃すとなると、ほとんど出番がなくなりそう。
 

 ここからは例年の募集時期をかなり過ぎているものの、まだ募集されていないものです。探せば他にももっとありそうです。

加須市(埼玉県)旧騎西町地域 ミス藤むすめ
 不明です。何らかのイベントが実施可能なめどが付いた時点で、それに合わせてお披露目とするスケジュールで募集する‥という方針ではないかと推測します。
→「藤まつり」が中止となったため、そこで行われるコンテストも中止と発表されました。当代は一年間任期延長されることも併せて告知されています(公式サイト2020/4/3更新 2020/4/1付)。

大町市(長野県)大町レディース
 こちらも不明です。廃止含みでの募集停止の可能性があるのかも? 23代目の任期が3月末で切れるため、延長や今年の選出がなければ、前年選出された24代目の1名のみの体制となる模様です。
 
倉敷市(岡山県)瀬戸の花嫁 かぐや姫 くらしき藤娘
 花嫁・姫・娘が出演するのは例年ゴールデンウィーク開催の「ハートランド倉敷」。ドル箱の催事だけにギリギリのところで開催にかすかな望みを託す山陽新聞さんが沈黙を守っていますが、もう限界で、そろそろ何か発表されそうです。
→「ハートランド倉敷」の中止が発表されました(2020/4/6)。必然的に出演者の募集はなくなります。


追加 
青森県(県域) ミスりんごあおもり
 様子見であったようですが、4月10日に公式サイトで「5月下旬に募集開始する」との予告がされました。例年より1か月強の遅れ。公開コンテストは行われず、非公開選考のみに変更される模様です。
→5月初めに上記の募集予告のページが削除されたため、雲行きが怪しくなってきました‥。
 
岩手県(県域) いわて純情むすめ
 こちらも募集開始を遅らせて様子見であったようですが、前年選出者の任期延長が発表されました(2020/4/27)。

いわき市(福島県) サンシャインガイドいわき
 2018年、2016年は4月中締切で募集されていますが、今年はまだ募集されていません。
→近年より2か月弱遅くなりましたが、ついに募集開始されました(2020/4/9付)。おおー。さすがです。2020年の応募締切は5月下旬、選考会は6月上旬に設定されました。

富岡市(群馬県)富岡シルクレディ
 現時点2020年の募集は確認できません。ただし、4名6名のシルクレディのうち2018年選出の2名の任期延長を行うか、あるいはコロナ騒動による活動機会の減少で2019年選出の4名でも事足りるとも考えられ、支障は大きくはなさそうです。
 
香取市(千葉県) ミスあやめ
 公式サイトでの言及はありませんが、2020年は「あやめフェスティバル」の中止が決まったことから、ミスあやめコンテストの単独開催も考えがたく、募集も行われないと見られます。
 なお、フェスティバルは中止となっても当初は『パーク内は広々とした空間も十分あり、密接密集などの心配もなく、この時期きれいな花菖蒲が見事に咲き乱れることを踏まえ、見学していただくように開園します』(主催者)としていましたが、その後残念ながら圧力があったらしく『香取市からの要請により』ゴールデンウィーク中の休園が発表されてしまいました。

深谷市(埼玉県) 深谷フラワークィーン
 こちらも現時点2020年の募集は確認できません。推測ですが、任期延長は行わず、コロナ騒動の終結を待って募集しようとしているものと考えられます。その結果、丸一年クィーン不在の可能性もありという雰囲気です。

草加市(埼玉県) 草加さわやかさん
 前回募集時の2018年より少し遅れましたが、募集開始されました(2020/4/7)。当代の任期終了に間に合わせるためか、やや募集期間が短めとなっています。
 
茅ヶ崎市(神奈川県) スマイル茅ヶ崎
 2020年が改選の偶数年で例年の募集時期が来ましたが、まだ募集の気配はありません。「大岡越前祭」の中止は3月12日に発表済みです。「スマイル」のほうはしばらく様子見が続くのでしょうか。
 
大井町(神奈川県) ひょうたん娘
 2020年は募集開始を遅らせて様子見であったようですが、肝心のPR対象である「大井よさこい ひょうたん祭」の中止が発表されました(2020/4/16付け)。ひょうたん娘を選出する催事実行委は今年はもう機能しないと見られることから、当年度のひょうたん娘の募集も行われないものと考えられます。
 
名古屋市中川区 ミス中川金魚まつり
 例年の募集時期が来ましたが、まだ告知されていません。開催か中止かの判断はギリギリのタイミングまで待つ覚悟の主催者さんである模様です。
→5月中旬に「中川金魚まつり」(7月25-26日予定)の実施可否の態度を表明するとしていましたが、それよりも早く中止が発表されました(2020/4/29 2020/4/28付)。ミスの募集は必然的になくなります。
 
大阪市北区 天神天満花娘
 2020年は募集開始を例年より遅らせていましたが、募集中止が発表されました(2020/4/14)。

宝塚市(兵庫県) サファイア
 2019年の募集時に「任期1年(最大2年)」とされているので、2020年の募集ができなくなったとしても、想定済みの任期延長で対応でき大きな支障はなさそうです。

広島市 広島観光親善大使
 2020年は募集延期が公表されました(2020/4/23付)。その時点では代替募集時期は未定となっています。

三原市(広島県) 三原ミスやっさ
 8月開催予定だった「三原やっさ祭り」の中止が発表されました(2020/4/20)。そのため、当年度のミスやっさが募集されることはないと考えられますが、西日本豪雨が襲った2018年には11月に後ろ倒しして祭りを開催した実績があります。そうなれば、秋ごろに急遽募集開始という可能性もなくはないです。果たして今年はその執念と三原魂を見させていただくことができるのでありましょうか。
 
沖縄県(県域) 泡盛の女王
 前回より3か月余り遅れて募集され、さらに公開コンテストを『無観客』(主催者)に変更して選考会にまでこぎつけられたようです(2020/4/12)。ご苦労の連続だったと察しますが、見事な立ち回りです。
→その後選出結果発表まで行われました(2020/4/20付)。


 
 
 昔の公共ミス選出やご当地催事のことはあまり詳しくないですが、少なくとも東北地方太平洋沖地震プラス東京電力福島第一原発事故の発生時(死者不明者2万人超)よりも大きいインパクトで各地域の活力と人の活躍の場を奪っていることからも、コロナウィルス流行への一連の反応がいかにバブルな(実体以上に膨らませ過ぎの)空騒ぎであるのかが理解できます。

(追記)
 一方では、一部の成熟した賢い自治体において、4悪条件(換気劣悪な屋内、近接の会話と大声発声、接触前後の手洗い設備不足、公共交通の詰め込み輸送)を回避できれば実施可能との理解が浸透しつつあります。
 その結果、前近代的な「上に言われたから無思考的に中止」派と、課題検討とその解決による「リスクに見合った十分な対策をして実施」派の2つに分かれてきました。