青森フェア(青森県庁側は「青森県フェア」) 青森県PRイベント
主催 ベルク(埼玉県鶴ヶ島市)
日時 2022年11月19日(土) 10:00-17:00
2022年11月20日(日) 10:00-16:00
場所 ベルク和光白子店(埼玉県和光市白子3-10-50)
交通 成増駅(東武東上線)・地下鉄成増駅(東京メトロ有楽町線)からバス 成増駅北口 東武バスウェスト [増07]宮本循環 東本村停歩2-4分
和光市という所は、いつも通過するだけでして、訪れるのは初めてであります。
ただし、しかるべきお店の最寄駅は、和光市ではなく東京都板橋区にある成増駅ということになっています。
地下鉄成増という駅名は、すぐ近くに東武東上線の成増駅があって、直結していない別の駅ということで区別するために「地下鉄」を付けているものと思います。なお、営団地下鉄時代は「営団成増駅」だったらしいですが、会社化時に「メトロ成増駅」としなかったのは謙虚と言うべきでありましょうか。
ちなみに、地下鉄成増駅の英字表記は「Subway Narimasu」とはならず、「Chikatetsu-Narimasu」という交差点名の英字表記並みのダサさとなっています(笑)。
ここから歩けないことはないですが、結構な起伏がある地域でして、山の登り降りがあるため、お勧めとなるのは都県境越えの路線バス利用になります、と成増に詳しい人になりすます当サイトであります。
隣接はガソリンスタンドとレンタルビデオ店、周囲は住宅と畑とコンテナレンタルスペースという郊外立地店であります。ショッピングモールではなく、テナントはクリーニング店のみ。広大なイベントスペースを持つアリオやイオンモールとは対極を成す、地域密着型の正統派スーパーマーケットです。
特にベルクさんの基幹店(旗艦店)ということでもないらしく、果たして本当にここでしかるべきことが行われるのでありましょうか。
こういうのを見ると安心します。伊勢丹新宿店のようにアナログ(印刷物の)広告チラシを廃止してしまったところもありますが、スーパーマーケットにおきましては、依然として欠かせない販促ツールとなっている模様です。
店内に入りますと、
おおー。
「青森人の祭典」にお出ましになられたミス・クリーンライスあおもりさんが再び降臨しておられます。
タスキは例外なく左肩装着の厳格なドレスコード、バックヤードの控室からの距離と時間を計算して持ち場への到着はジャスト正時(誤差5秒以内)と、プロフェッショナル感が溢れ出ておられます。もちろんマスクは常時着用厳守であらせられます。
これまた流ちょうな南関東地方方言に従ったアクセントとなっておりますところの、お米売り場の前のみに留まらず広く店内に流され冴えわたるMCをキメられるのであります。背後のカゴ台車にこれでもかと山積みにされた青森県産米から感じておられる重圧に萌え。🌾🌾
少し視線を左側に移動しますと、
お?
所定時刻よりも結構早いですが、お出ましでありましょうか。
もしかすると稼働時間前なのでタスキ非装着であるのかと思いましたが、MCに入られました。こちらは津軽地方標準アクセントに沿ったアナウンスとしておられます。望郷感を刺激する意図的な演出なのかも知れませんが、いずれにしましても萌えであります。
ホラ吹き専門家によるコロナ過大脅威捏造デマが満開だった2020年は、しかるべき方々のタスキの装着を一時中止したり(消毒が容易な素材で再作成)、タスキの交代式や授与式を無くしてしまったご当地さんが各所に存在していました。ミスりんごさんもそうなのかとお聞きしますと、「いえ、タスキは今でもあります」が、でも「今日はタスキはありません」と仰せでした。
第20代ミスりんごあおもり 成田葵葉さん
するとスーツケースの中か宿泊先に保管されているのかも、それなら明朝にまた来るかと思い「明日はタスキはありますか?」と伺ったところ、
「いえ、明日もタスキはありません♥」
うーん、この素人感に完敗した当サイトであります(笑)。でもリンゴを持っていただくことで、ショールームの受付ご担当さんやミス熱海さんとの区別は付くでしょうということで。
2020年にミスりんごあおもりの募集開始予告は行われていたものの、結局何の告知も無いまま募集は中止され、2021年も沈黙のままでした。ただし、過去就任者による映像出演を行うことで廃止状態の回避が行われていた模様です。
4年ぶりとなる2022年の募集では、賞金額がミス・クリーンライスあおもりの30万円を抜き40万円となりました(農水産物系ミスでは最高額=当サイト調べ)。日当額も最大(県外出張の全日拘束)2万円というのは維持されていまして、待遇改善が先進的であるのもミスりんごあおもりの特筆されるところでありますが、その分活動回数が絞られるかも知れません。今後はどうなりますでしょうか。県庁さん拠出のイベント次第?
(店舗内の写真は許可を得て撮影掲載しています。写真中の値札にある価格は取材時のものですので、お買いもの当日有効なチラシや店頭にてお確かめください。)
そして4年ぶりの選出となったミスりんごあおもりさんがここに降臨しておられるということですが、当代初の首都圏へのご行幸先が、急遽決まったここ埼玉県和光市のスーパーマーケット・ベルクであったということだと思います(要調査)。なお、この日ミスりんごあおもりさんの横に積まれていたのは、日本で交配された世界に誇る「ふじ(サンふじ)」。🍎
本題からは少し逸れますが、「青森県産サーモントラウト握り」がとても良かったので忘れないように記録しておきます。青森県の海面養殖ニジマスは、ノルウェー産よりも上を行く別次元の美味さで高級なサクラマスのような風味。
(追記)
ミスりんごあおもりのタスキは今でも確かに存在する‥。眺める限りは意匠や文字書体(フォント)も2018年就任者のものと同一のようです。また、ボトムはジャケットと同じ色のスカートが「正装」であると見られます。