あいち花マルシェ2020

あいち花マルシェ2020
主催 あいち花マルシェ2020実行委員会(愛知県 安城市 名古屋市 JAグループ愛知 JAあいち中央 ほか)
共催 愛知県花きイノベーション地域協議会
日時 2020年11月20日(金) – 2020年11月23日(月祝) 9:30-16:30
場所 安城産業文化公園デンパーク(愛知県安城市赤松町梶1)
交通 安城駅(JR東海道線)南口 名鉄バス[安城線]デンパーク行き(土休日運行)終点歩すぐ 三河安城駅(同・JR東海道新幹線)在来線南口 あんくるバス[循環線右回り][循環線左回り]安城更生病院停乗り換え あんくるバス[南部線][桜井西線]デンパーク停歩すぐ
 
 

 
 「愛知県は何気に農業生産額が大きいので注意せよ」と高校の先生が言っていたのを思い出しますが、中でも花卉の生産額は愛知県がダントツの一位となっています。
 
 
三河安城駅(新幹線南口)
 ここ安城市も有数の農業都市でありまして、田原市や豊橋市のような驚愕的な農業生産額ではないものの、むしろ工業や商業とのバランスがうまく取れていると言えましょう。人口を快調に伸ばしてお金持ちになると、在来線と新幹線の新駅が同時開業してしまいます。国に媚を売って地方交付税を恵んで貰わなくても自力でやっていける不交付団体の安城市であります。なお安城市で単に「コロナ」と言えば同市のナウいヤングが週末に集う映画館のことを指します[要出典 笑]
 
 

 
 現地へは、鉄道駅からはあまり便利だとは言い難いですが、1時間に1本程度の路線バスがあるうえ、それ以前に名古屋市への移動以外はほぼクルマ社会でしょうから、大した問題ではなさそうです。
 

 デンパークとは、手短に申しますと市立の農業公園ですが、
 
デンパークに隣接するJAあいち中央の穀物エレベータ(カントリーエレベータ)- 愛知県安城市
‥と言いますか、目的地のデンパークよりも遥かにデカくて目立つ、デンパークに隣接する農協の穀物エレベータ(カントリーエレベータ)の規模に驚きました。さすが農業大国。
 
 
デンパーク(安城産業文化公園)の入口(愛知県安城市)
 デンパークの入園料は今年度から600円税込から700円同に値上がりしていますが、当イベント開催時は「無料」。もちろん広大な駐車場も無料で、周囲の農協さんの敷地も臨時駐車場として開放されています。何とありがたいことでありましょうか。

 入園無料の心理的効果は絶大でして、「タダなら」と客が次々と訪れ、「浮いたお金で」と各ブースでお金を次々と落としていくのであります。
 
 
あいち花マルシェ2020の様子(安城産業文化公園デンパーク
 飲食は充実していませんが、苗の格安販売には長蛇の列ができていまして大賑わいの園内であります。
 
 
あいち花マルシェ2020の様子(安城産業文化公園デンパーク)
 そして、さすが普段は700円を徴収するだけあって、展示施設も充実しております。栽培や頻繁な草花の入れ替えにも結構な維持費が掛かっているでしょうから、観賞するだけでも相当な価値があります。
 
 
デンパークで購入した安城市(愛知県)産のブロッコリー
 しかしながら、花より団子の当サイトは、併設の道の駅で激安の当地産野菜を爆買いするのであります。
 
(追記)ブロッコリーもカリフラワーもセイヨウナノハナも正真正銘の「花」です(笑)。したがって「花マルシェで花を大量に購入した」ということは偽りではないということで(笑笑)。

 
 以上がイントロであります。
 
 お待たせいたしました。スタンプラリーのブースには、予告通り、
 
 おおー。

 
2019安城七夕親善大使の蟹江梨湖さん(あいち花マルシェ2020 デンパーク )
 2019安城七夕親善大使 蟹江梨湖さん
 
 しかと降臨しておられます。
 
 2020年の募集はされていたものの、コロナ過剰防疫体制強要の被害を受けて安城七夕まつりは中止となり、安城七夕親善大使の募集も途中で中止されてしまいました。そのため、市内の催事が再開されたこの秋からは、2019年と2018年の親善大使さんが活躍をされています。
 
 昨年は安城市の「あんじょう花フェスタ」として開催されていたとありますが、今年は愛知県がお金を出してくれてさらに規模拡張された模様です。やはり親善大使抜きでは催事の盛り上がりに欠けるので、OGさんの起用を決断された主催者さんには萌えであります。
 
 
安城七夕親善大使の蟹江梨湖さん(あいち花マルシェ2020 安城産業文化公園デンパーク )
 ライバルの同県一宮市では「ミス七夕&ミス織物」の募集を同じように中断してしまいましたが、安城市とは異なり、その後の任期延長もOGスポット任用もなく、ミス不在状態となっています。さらにはミスコン批判のカモフラージュ策である「大使化」も遅れていたことから、一宮市のミスはこのまま廃止されるのではないかと推測しています。
 
 同じ紡織産業で市を発展させた両市でありますが、従来は一宮市が圧倒的優位に立っていました。商工催事がコロナ恐怖の喧伝と自粛強要圧力によって滅ぼされても農業催事あり。ここですかさず一歩リードした安城市さんであります。
 
 
2019安城七夕親善大使の蟹江梨湖さん(あいち花マルシェ2020 デンパーク )
 親善大使さんは口元部分用のフェイスシールド(マウスガード)を着用しておられます。このようなタイプはお顔がよく見える反面もちろん効果は非常に限定的で、むしろ「安心してくださいちゃんと感染防止対策してますよ」的なパフォーマンス(屋外でもマスクをしていない人や2メートル以上距離を保っていない人に喧嘩を売るコロナクレイマーさん対策)として有効であると思います。
 
 
2019安城七夕親善大使の蟹江梨湖さん(あいち花マルシェ2020 安城産業文化公園デンパーク )
 と、長々と引っ張っていますが、先ほどから後方にもうお一人おられるのが気になっておりまして、接客に多忙のご様子なので機を伺っているところです。
 
 
2019安城七夕親善大使の藤田美咲さん(あいち花マルシェ2020 安城産業文化公園デンパーク )
 2019安城七夕親善大使 藤田美咲さん
 
 人が途切れた刹那、マネジメント役の事務局さんと思われる方から撮影許可をいただけまして、ようやく出てこられました。お忙しいところありがとうございます。と、そのくらい大盛況の「あいち花マルシェ」なのでありました。
 
 テレビ番組なんかでは「第3波」とか騒がしいのでありますが、東京の中心部の百貨店では、もう「強制検温」というものはなくなってきまして、平穏になりつつあります。ここデンパークでも同じく、「コロナ検問」などというものは存在していませんでした。
 
 
あいち花マルシェ2020にて掲示されてた愛知県知事の挨拶文(安城産業文化公園デンパーク)
 愛知県では、知事さんの挨拶文にも、もう「東京から来るな」とか「飲食するな持ち帰れ」とか「ここに来たことを後悔すればいい」のようなコロナ脅しの文面はまったくありませんで、歓迎と誇りに満ちたものとなっています。

 素晴らしい出来栄えの掲示でありまして、また、前回記事の弥富市&漁協のイベントへの協力もまたしかりでして、地域催事の復活支援にお金をケチらない愛知県さんには、ますます好感度アップであります。
 
 
安城七夕親善大使の藤田美咲さんと蟹江梨湖さん(あいち花マルシェ2020 安城産業文化公園デンパーク )
 そんなわけでして、今後の親善大使さんの活動機会が増えることも期待できそうな「あいち花マルシェ」でありました。