ちば文化の森フェスタ
主催 千葉県文化振興財団
日時 2019年1月26日(土) 11:00-16:00
場所 千葉県文化会館(千葉市中央区市場町11-2)
交通 千葉駅から有料シャトルバス 終点歩1分 県庁前駅(千葉都市モノレール1号線)歩6分 本千葉駅(JR内房線)歩9分
既視感のあるところだなあと着いてから気付きましたが、ここは亥鼻公園(いばなこうえん)の中、つまり千葉城のある公園であります。
ここでしかるべきことが行われております。
ぼく、モノちゃんです!
まもなく【ちば文化の森フェスタ】開催だよ‼️
運転体験やモノレールグッズを販売するよ😃
千葉県文化会館で待ってるよー🐵#千葉モノレール #ちば文化の森フェスタ #モノちゃん pic.twitter.com/CtOvoYgXjn— モノちゃん@千葉モノレール (@chibamonoPR) 2019年1月26日
おっとその前に前置きですが、こちらが千葉モノレールです。
えー、下が正しい千葉モノレールの写真です。
千葉モノレールとは何ぞやと詳しく知りません当サイト、あちこちから調べさせていただいてようやく理解しつつあります。
以前お伝えしました湘南モノレールと同じ、上から宙ぶらりんです。ただし、民間資本の湘南モノレールとは異なり、千葉都市モノレールは千葉市出資の第三セクターで、現在の経営形態としては、横浜シーサイドラインと似たものになっています。
なお、増加の一方の膨大な累積赤字のため一時はほぼ経営破たん状態になっていましたが、様々な施策により見事に廃線の危機を乗り越え、何と! 毎年数億円の単年度黒字を出すまでに至っております。パチパチ。
と言ってしまえば素晴らしいのですが、ちょっと冷静に考えてみます。
短く言いますと、不採算第三セクター鉄道を生き残らせる最終手段、上下分離方式なんですが。
一般的には家賃(軌道施設=線路使用料)くらいは家主(千葉市)に払うものですが、千葉都市モノレールの場合は、当面それも免除されています。296億円もの累積損失を、株券を紙屑にしてしまうという荒業で一気に解消し、市の持ち物になった軌道に使用料を払わずにこれまで通り電車を走らせられて、なのに乗客から運賃を徴収する権利は引き続き保有することが許され、「黒字化で法人税も納めて社会に貢献している」と自慢もできる、夢のモノレールであります。
例えますと、多額の借金は全部踏み倒して母に押し付け、資産を母名義にしてしまうことで自分は資産に掛かる税金を逃れ、かつ引き続き実家に家賃も払わずに居座り続けているということに等しいのであります(泣)。これぞ究極のパラサイトのパラダイス! またしても勉強させていただいた次第です。
(蛇足)なお、千葉駅-県庁前駅間という無駄な赤字路線を造らせた父とは完全に離縁しているようです(千葉県の持ち分の株は全て紙クズにして、県へは資産の譲渡も増資もなく、県出資比率をゼロにした)。
(参考文献)一般社団法人交通環境整備ネットワーク専務理事 原潔氏「千葉モノレールの再建スキーム」 千葉都市モノレール株式会社・決算概要
まあ、やっていることは「これ(軌道)は鉄道ではない。コンクリート舗装の道路である。道路を造るためにカネを出すのは国と役所でしょ?」の横浜シーサイドラインと同じなんですが、横浜市の場合は損失が拡大する前のかなり早い段階で手当てをしていて累損も順調に減らしていったけども、千葉市の場合は、横浜市のような他市の制度設計を精査して追従するのがかなり遅くなってしまったということだと思います。
そして、乗客増の施策面においては今度こそは大きな後れを取るまいと、2015年4月にスタートしたシーサイドラインキャンペーンガール(現・シーサイドラインプロモーションガール)を模倣して同年10月に登場させたのが、千葉都市モノレールキャンペーンガール(現・ちばモノレールガール)でありました。
乗客増を図る催事の告知と催事現場での接遇とさらなるPRに活躍され、他の第三セクター鉄道がプロモーションガールを廃止(芸能タレント契約に移行あるいは完全に廃止)する中、初代から代を重ね、現在、ちばモノレールガールは、第三セクター鉄道が主催するものでは日本唯一の一般公募の公共プロモーションガールとなっています。
株券のほとんどを紙屑にする減資を繰り返した結果、千葉市の千葉都市モノレールへの出資比率が92.966%(2018年度時点 同モノレール公式ページより)と高まったことから、千葉市は、5BEACH観光PR大使とモノレールガールの2ミスを事実上間接的に所有することとなりました。さらには、千葉市としての「出資」比率は低いものの、他自治体と民間との共同でこれまた間接的にポートクイーン千葉の事業にも加わっており、豪華3ミス体制となっている千葉市であります。
とここまでが前置きで、例によりまして非常に長くなりました。ここ、ちば文化の森フェスタには、3代目の3人の方がお見えになることになっています。
あす1月26日㈯は、「#ちば文化の森フェスタ」です!
私たちも10時~16時まで参加します✨
入場無料のイベントなので、ぜひお越しください千葉県文化会館にて、3人と #モノちゃん でお待ちしてます#千葉市の冬 pic.twitter.com/rGru4QDoQ7
— ちばモノレールガール (@monorail_girls) January 25, 2019
おおー。って、おや?
3代目ちばモノレールガール 八田真奈さん アシュール亜彩さん
‥のお二人のようです。
もう一人の方は、
‥であらせられますが、後でモノレールガールさんのtwitterタイムラインを追いましたところ、インフルエンザが流行していた関係からか、こちらの石神さんは病欠とのことでした。その後のイベントには参加しておられることから快気されたようで何よりです。
おっと、お名前を調べていてどこかでお見かけしたような気がしましたが、2017年の千葉シティ5BEACH観光PR大使のオーディションに出場しておられたのが、こちらの石神さんでした。
2016年までは千葉ロッテマリーンズが誇るマリンスタジアム応援席のトランペット少女、2017年は千葉シティ5BEACH観光PR大使、そして2018年はちばモノレールガールと、ご活躍の場を広げておられ素敵であります。
モノレールガールさんがお勧めしているのはトレインシミュレーターやゲームなどの子供向け出し物でして、当サイトは場違いな気がしましたが、販売されているグッズはなかなか充実しております。
キーホルダーが壊れてキーのみ持ち歩いている状況だったので、ちょうどよかったとこちらを買い求めさせていただきました。
この「落ちないお守り」は今も愛用しております。
モノちゃんのご利益がありますように‥。
ところで、ご当地キャラのお二人(2匹?)が何やら懸命にポーズをとってくれたのですが、一体何を意味しているのか、理解するのに2か月くらい掛かりました(笑)。
僭越ながら解説させていただきますと、モノちゃんがチーバくんの真似をして、チーバくんがモノちゃんの真似をする、つまりはそれぞれの決めポーズの入れ替えという、ご当地キャラ上級者向けのネタでありました。🚟🚝
(おまけ)
という大部分子供向けの内容の文化の森フェスタでありましたが、何か大人も楽しめるものはないかと展示物を物色したところ、当地千葉県を舞台とした「南総里見八犬伝」のあらすじや登場人物の解説展示がありました。
その八犬伝のキーとなる登場人物が「
千葉県のイベントをネット検索で調べましたところ、その伏姫がお出ましになるかも知れないイベントがたまたま館山市で同日に開催されるらしいという情報を得ましたので、行ってきました。
場所は館山市にある「千葉県南総文化ホール」、催事は「館山若潮マラソン前夜祭」であります。館山市がこんなに遠いとは思わず、道中多少後悔はしております(笑)。
来場者(主にマラソンランナー)向けの抽選会が行われておりますが、くじ引きの重責を担っておられるのが伏姫さんということのようであります。
第37回南総里見まつり伏姫 牧野栞奈さん
前年度までは伏姫1人+侍女2人の3人体制の「伏姫ガールズ」でしたが、当年度より「伏姫」1人のみの体制となっていることを確認いたしました。🐕
お決まりの原稿棒読みのチャラ目の観光MCでは物足りないと仰せの観光PR催事マニア上級者の貴兄には、こちらの八犬伝の伏姫なりきりの役者さんのお芝居そのものの真剣味あふれる南総里見まつりの宣伝MCをお勧めします。