令和3年度(2022年)農産物品評会
主催 大井町
日時 2022年1月16日(日) 12:00-13:00 即売会13:00-
場所 大井町総合体育館柔剣道場(神奈川県足柄上郡大井町金子1970)
交通 上大井駅(JR御殿場線) 歩14分
えー、この記事は冬の1月の出来事でありましが、例によりまして諸般の事情(笑)のため半年以上遅れて記事化いたします。
過日の記事は東京都品川区にある大井町のことでしたが、今回の舞台となる大井町(神奈川県)という所はここにあります。
東海道線の国府津駅から御殿場線に乗り換えて会場最寄りの上大井駅に向かう場合の注意事項ですが、お手持ちの交通ICカードは、国府津駅を経由してそのまま御殿場線の駅で下車することはできなくなっています。従いまして、乗車駅から上大井駅まで普通の切符を購入しておく必要があります。
と申しますのも、御殿場線の電車の色も形も首都圏を走るものとは異なることから察せられる通り、国府津駅がJR東日本とJR東海の境界になっていまして、長距離の不正利用を防ぐためなのか、双方のJRが会社を跨ったICカード利用をできなくしているためです。(こんな面倒が発生するならば、JR会社の境界を国府津駅ではなくて県境近くの山北駅(神奈川県)か駿河小山駅(静岡県)あたりにしておけばよかったのですが、時は既に遅し。)
上大井駅には駅員さんがいません(無人駅)。TOICAの機械はありますが、JR東日本線からの非定期の客にとっては使用不能の無意味なものとなっています。精算は車掌さんにお願いするほかなく、ICカードで乗車していたら非常に面倒なことになるので、往路はあらかじめ切符を買っておきましょうということでありました。
一方で、復路については、JR東日本の駅ではそのまま改札機を出場できませんが、最近、下車するJR東日本の駅の自動精算機が使用可能となったたため、ICカードをJR東海の機械にタッチして乗車すること自体は可能になっています(ただし、全部のJR東海の乗車駅-JR東日本の下車駅間が可能という訳ではないと推測)。
JRは「東海」でバスは「富士急」。もはやここは神奈川ではなく静岡なのであるというように無理矢理自分を説得すれば、斯様な不便に対して不満を述べるようなことはなくなるのでありましょうか。
大井町は古来よりヒョウタン(ユウガオ属ユウガオ Lagenaria siceraria の栽培品種)の生産が盛んだったわけではなく、当時の駅員さんが上大井駅に頭上棚を設けてヒョウタンを育てていたことが有名になったのが1980年代と伝えられています。
それまでは大井町とヒョウタンとの関わりは何もなかったわけで、何がきっかけで町のシンボルが登場するのか分からないことに興味深さがあります。ただ、夏季の草木であり、この時期の上大井駅の棚には何もありません。ちょっと残念。
なお、この日は遠く離れた南太平洋のトンガ諸島で海底火山が爆発したとのことで、神奈川県でも沿岸に津波注意報が発令されていましたが、県内においてはJR線の運行、国道1号線(西湘バイパス含む)の通行ともに支障はなかった模様です。
日本のあの山も長らく噴火はしていませんが、溶岩がドロドロ流れ出る可能性は小さいとしても、噴煙モクモクの火山灰バラバラの可能性は十分にあります。
静岡山梨のみならず関東南部でも日頃の備えをしておくといたしましょう。乗用車の鹿児島仕様(桜島仕様=降灰対策のディーラーオプション)ってまだあるのかな?
その富士山を望むここでしかるべきことが行われておりますが、出先で見たテレビでこのような告知をしておられました。
ちなみに、向かって左の人は偽物のひょうたん娘とのことです(笑 テレビ神奈川のアナウンサーさん)。
本題からは逸れますが、たまにテレビを見ると色々な発見がありまして、全国ネットのお笑いテレビ番組に全裸で出演する「アキラ100%」は、普段は県域放送において「大橋 彰」としてカタギの地域情報番組の司会をしておられる模様です(もちろん服を着て笑 でもなぜかお盆は持ってる笑笑)。
テレビ神奈川さんの公式サイトに番組内容の紹介がありましたので、詳細はこちらをご覧ください。
あっぱれ!KANAGAWA大行進 1月15日:大井町
(追記 YouTubeにアーカイブがありました!)
その番組で強力に宣伝しておられたということで、やって参りましたが、目指す標的は品評会の後に行われる即売会であります。
早速「金賞」のキウイに狙いを定めておりますが、ここの品評会のお目当ては、実は別のものでありました。
ちょうど2年前のこの時期に当地を伺っていまして、その「大井町産業まつり」で見かけたのが下の作物です。
大井町ではヤーコン(Smallanthus sonchifolius スマランサス属ヤーコン)の栽培で一部の野菜マニアさんの間では著名であるようです。なお、ヤーコンの産地は他に阿見町(茨城県)、天栄村(福島県)などがありますが、いずれも訪問時には収穫期でなかったためか、直売所や道の駅でもヤーコンと対面する機会はなく、2020年1月に大井町で初めてヤーコンを拝める機会が生じたのでありました。
なお、「大井町産業まつり」はひょうたん娘さんがお出ましになる催事ですが、2021年と2022年は中止となっています。上の写真は23代目(2019年度)のひょうたん娘さんです。
で、ヤーコンですが、
何と生食ができる。ホンマかいなとネットの記事をいくつも見て確かめました。芋のような形状ながら梨のような食感で、ほのかに甘い。甘さはオリゴ糖によるものとなっています。濃厚な食事の後のデザートに最適なうえに健康にもよさげな感じです。
さらには、調理してもまたよく、写真は「ベトナム風春巻き」を作る際、タケノコの代わりにヤーコンを使ったものです。鶏ミンチ、香草、長ネギにヤーコンであります。
これがまたうまい。食感も絶妙で下味をつけるのに砂糖を省略できます(ナンプラーとゴマ油と酒でOK)。しかも値段もお手ごろ。こんな万能な野菜ならば(台湾では果物の分類らしい)、もっと売っていてもいいと思うのですが、形が不揃いなので皮がむきにくいのが難点なのかも知れません。
そして、2年ぶりにヤーコンと対面すべく伺った今年の即売会であります。例年は「産業まつり」と同時開催の「農産物即売会」でありますが、前述の通り今年の「まつり」は中止となっていまして、「即売会」だけが切り離して開催されたということでありました。
ところが、何とお目当てのヤーコンが見当たりません! 出品リストを拝見しましたが、当地特産であるはずのヤーコンは1点も出品されていません。大きさだけでなく、形の良さも採点対象になる品評会では、ヤーコンを出品することは難しいということなのか‥。
日本のヤーコン栽培の原点であるところの茨城大学農学部の学生さんには、美しく揃った形状になるようにヤーコンを栽培する手法の研究をしてくださることを希望します。
と言いつつも、品評会出品の価値ある果物や野菜が、都会では特売日であっても全く考えられないような『安すぎる』(役場地域振興課さん)お値段で販売されるのでして、この機会を逃してなるものかと気合を入れ直す当サイトであります。
ということで、品評会にて「金賞」受賞のでっかくて形状も至極立派なサツマイモ、キウイフルーツ、ブロッコリーに狙いを定めていますと、
おおー。
降臨しておられます降臨しておられます。
第24代ひょうたん娘 加納千尋さん 砂川日菜子さん
昨年は2年振りの選出となりましたひょうたん娘さんですが、あらゆる催事がことごとく中止となったため、24代の庶民が謁見可能な公の場へのお出ましはこれが初めてとなっています。
しかも、これ以降の催事は過剰防疫体制禍の被害を受けて中止となった模様で、結局最初で最後のお出ましとなったと見られます。また、25代が既に選出されていますが、ただの風邪ごときで騒いでいる良くない人たちがまだ多く、これまた当面活動には困難がつきまといそうです。
そして厚かましくも、大井町が誇る当地出身の吉本興業の芸人さんであらせられるスベリ―・マーキュリーさんにも入っていただきました。当日も映像収録があったらしく思いがけずのことでありがたき幸せ。
(つづき)
と言っている間にスベリーさんは県立小田原高校→早稲田大学社会科学部卒とされているのに気付いた次第でして、当地の大人たちからも尊敬の念を持って受け入れられていることに今更ながら合点させていただいた次第であります。
(さらにつづき)
24代目の加納さんと22代目のかのうさんはご姉妹ではないかということですが、確信は持てません(なぜ現地で気付いてお聞きしないんだとか突っ込まないでください‥)。僭越ながら比較させていただいたところ、見事に鼻耳口のパーツが異なっておられますが、姓だけでなく目と眉の骨格が全く同じでおられることで、少なくともご親族であることは確定ということでご容赦ください。
(さらにさらにつづき)
記者会見パフォーマンスで注目されたいがために知事さんが流布する「病床満杯死デマ」も、今や外部からの指摘で訂正されるようになりました(正しくは、病床には余裕があり、コロナは感染しただけの軽症に過ぎず入院不要で帰宅、帰宅後に基礎疾患死または老衰死※)。※診断書上の死因をどうするかは掛かりつけ医のさじ加減とご遺族の意向次第だが、死亡時にコロナウィルスに感染していれば(コロナと無関係な)どのような死因であっても、ホラ吹き専門家の妄言提言に基づく厚労省方針に従って「コロナ死者数」にカウントされてしまう。
「90代女性、搬送先見つからず死亡」は誤り 神奈川・黒岩知事陳謝 https://t.co/ycmwwsdrIY
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) August 16, 2022
印象操作を用いた誇大捏造脅威デマを、統計数値に基づく正確な情報で否定する。そのような流れが社会にできてきて、過剰防疫体制禍も徐々にですがマシになってきたと感じ、ほんの少しですが救われる思いです。