東京愛らんどフェア
主催 東京都島しょ振興公社
日時 2019年9月20日(金) 15:00-20:00
2019年9月21日(土) 11:00-19:00
場所 新橋駅西口SL広場(東京都港区新橋2-7)
交通 新橋駅(JR東海道本線・山手線ほか)すぐ
有楽町駅前のお次は新橋駅と、民間企業や一見さん的な自治体であればまず絶対に港区(東京都)から占用許可が下されることがないこの場所でのイベントですが、そこは東京都島しょ振興公社さん。背後にある都庁の威を存分に使い港区に形式的共催を取り付けさせ、観光PRだけでなく物産販売までも御免とならしめる強大な権力を保有しておられます。
ここでしかるべきことが行われておりますが、
おおー。
来ておられます来ておられます来ておられます。
あのー、写真を撮りたいのですが‥ と問いかけると、ニコッと微笑んでポーズをとってくださった椿の女王さんであります。
では撮らせていただきます。1、2の3-、
第28代椿の女王 橋本薫乃さん
‥と、シャッターが下りるその瞬間に「くさや」で顔を覆うという高等テクニックを披露されました椿の女王さんであります!
ご自身のお顔の認知度獲得よりもご当地産品の宣伝に身を尽くすこれぞ椿の女王魂! 感動した!!と言いたいところですが、単に遊ばれているだけ説あり(笑)。お話しぶりも埼玉県からお越しの取り巻きのファンの方々のうちの一人と思われているのか、基本タメ口でしたし(笑笑)。
えー、こちらが正統派の商品宣伝の構図です。
第28代ミス椿の女王 原川朋華さん
こちらも手にしておられるのは「くさや」であります。
第28代椿女王 大野幸さん
‥は椿の油をPRしておられますが、今回は、
‥意を決してこちらに挑戦いたします。
まずその前に、くさや初心者の貴兄にはまずこちらからトライして慣らしておくことをお勧めします。
こちらは「焼くさや」で、既に焼いてあるので、開封時の刺激(笑)も少しマイルドになっています。
そしてこちらがミス椿の女王さんが絶賛PR中でおられるところの、本物の「くさや」であります。
うーん、これは手強そう‥。開封するのが怖い(笑)。
どちらも「くさやの小宮山」(大島町)のものなのですが、その小宮山さんの所在地は「東京都 大島町 差木地 字クダッチ」となっています。その昔山口県周南地方から移住してきた下松(くだまつ)さんに付いたあだ名が地名の起源になっているのでありましょうか。
東京都の島しょの町村は「郡」に属さないのは存じていましたが、小字(こあざ)に相当する部分の「クダッチ」というカタカナ地名は珍しいと思って調べましたところ、GoogleMAPはもちろんGoo地図やMapFanでも詳細が把握できない大島町の難解な住所ですが、唯一、Biglobe地図が克明にリストアップしていました。
それによりますと、「クダッチ」なんかはまだいいほうでして、「アイノー」「ナハーマ」「ヲヲバカ」等々起源不明のカナ地名のオンパレードで、長い長い歴史を感じさせる大島町の住所であります。
‥と、しばし現実逃避していましたが、買ったからにはもう覚悟を決めて調理するしかないのであります。換気扇全開でコンロ下の魚焼きグリルを加熱してレディー、ゴーであります。
(参考)開封時に感じる臭いは、少し眩暈(めまい)がする程度(笑)。
旨みは最高なれど臭いはもちろん塩分が高く、通常のアジの開きであれば朝食でも余裕で完食の当サイトですが、半身を残してしまうことになりました(当日夜にようやく完食)。
しかもさすが日本のドリアン、数日間玄関先までその臭いがこぶりついて離れない強力さで(帰宅時にドアを開ける前にくさやを感じるほど笑)、まさにくさや恐るべしであります。🌋
ところで、味噌汁の具材に東京島しょ特産の「アシタバ(明日葉)」を入れる予定となっていましたが、台風15号で吹き飛ばされて入荷なしであったのは少々残念でありました。
少し心残りなので、
第64代ミス八丈島 大澤萌さん
‥が試食宣伝されていた、
‥こちらで慰めることにしました。