三陸・大船渡 東京タワーさんままつり(東京タワー)

大船渡東京タワーさんままつり(2016年9月)

三陸・大船渡 東京タワーさんままつり
主催 三陸・大船渡 東京タワーさんままつり実行委員会
日時 2016年9月22日(木祝)9:00-16:30
場所 東京タワー屋外特設会場(南側観光バス駐車場)
交通 赤羽橋駅(都営大江戸線)歩7分 神谷町駅(メトロ日比谷線)歩8分 浜松町駅(JR京浜東北線・山手線・東京モノレール)・都営地下鉄浅草線・大江戸線)歩15分 同駅から都バス浜95東京タワー行き終点歩0分 ほか
 
 
 私が大船渡市を訪れたのは、2011年6月、東北地方太平洋沖地震による津波の約3か月後でありました。
 
 用事があったのは市のはずれの盛地区から少し山側に入った標高の高いところでしたが、帰りに市中心部市街地にも寄ってみました。
 
JR大船渡駅(2011年6月)
 部外者から見ると被害は小さく日常を取り戻しているように見えた内陸側とはこうも違うのかと、その大きな差異に驚きました。
 
 
津波到達時刻で停止した時計(JR大船渡駅付近 2011年6月)
 市のウェブサイトによりますと、15時18分に8メートル以上の津波を観測し、同時刻より後は計器損傷により測定不能とされています(その後の調査で同時刻より後に推定11.8メートルにまで達していたことが判明)。
 JR大船渡駅近くの時計の針は15時25分の位置で停止していました。
 
  
東海新報(盛岡県大船渡市)2011年6月12日1面
東海新報(盛岡県大船渡市)2011年6月12日1面より
 
 しかし、震災からまだ3か月で市街地は炭化した木材と腐敗した海産物の臭いが立ち込める焼け野原と化したままでありながら、9月のサンマ漁に向けての漁業再開の積極的な動きが地元紙の東海新報さんによって伝えられていまして、それらの行動の速さに地元の方々の逞しさを感じたものでした。
 
 
 
 あれから5年、大船渡さんままつりは、今年も東京タワーで開催されております。
 
「三陸・大船渡 東京タワーさんままつり」の様子(東京都港区)
 時折激しい雨が降る不安定な天気が逆に幸いし、目黒区の2箇所とここのサンマ無料配布をハシゴする行列マニアの方々も、今日は待ち時間が短く熱射病の心配もなく、楽だったのではないかとと思います。
 
 
 大船渡からやってくるのはピチピチのサンマだけではありませんで、これまた新鮮で旬な、
 
第18代(2016)大船渡つばき娘の中村友美さん(東京タワー)
 第18代(2016)大船渡つばき娘 中村友美さん
 
 が三陸から南下してお見えになっています。
 
 雨が小やみになった瞬間を利用して、観光物産協会さんがおおふなトンとの撮影タイムを設けてくださいました。
 
 
大船渡つばき娘の中村友美さん(三陸・大船渡 東京タワーさんままつり)
 低い位置から撮影しようとしたド素人カメラマンが腰の位置をぐぐぐ、と下げていくと、それに負けじと抵抗するつばき娘さんもぐぐぐと腰の位置を低くしていくのでした。(周囲爆笑。ヤレヤレ<(´ロ`'))
 
 また、上の写真のような顔をされるのは撮影者として名誉なのか不名誉なのか微妙なところであります(笑)。
 
 
 
大船渡つばき娘の中村友美さん(三陸・大船渡 東京タワーさんままつり)
 帰って観光物産協会さんのブログを拝見しますと、今年の(歴代の?)つばき娘さんは協会スタッフさんを手玉に取るおてんば娘のキャラクター設定となっているようでして、関東地方のド素人カメラマンにも同様に接してくださった、そのように理解いたしました。
 
 
大船渡つばき娘の中村友美さん(東京タワー)
 ということでサービス精神旺盛な大船渡つばき娘さんでありました。