おいでませ山口館の店頭に立つながと観光アテンダントの八道芹香さん(東京都中央区)

2016仙崎・長門フェア(おいでませ山口館)

2016仙崎・長門フェア
主催 ながと物産合同会社
日時
 2016年9月13日(火)10:30-19:00
 2016年9月14日(水)10:30-19:00
 2016年9月15日(木)10:30-19:00
 2016年9月16日(金)10:30-19:00←訪問日
 2016年9月17日(土)10:30-19:00
場所 おいでませ山口館(日本橋プラザビル1階)
交通 東京駅ほかから徒歩圏内
 
 
 東京・日本橋2丁目にあります、日本橋プラザビル。
 
 
日本橋プラザビル(東京都中央区日本橋2丁目)
 この建物の前は頻繁に通ってました。日本橋長崎館ができるまでは‥。
 
 1年弱くらいまではこの建物前での物産展が結構盛り上がっていたのですが最近は静かなここを、なぜ久々に経由地にしたのかと申しますと、このフライヤーが理由なのです。
 
 
「2016仙崎・長門フェア」のフライヤー
 直接的な予告はありませんが、「9/16(金)限り」の「観光PRデー」。ここにある種の「臭い」を感じ取ったのでありました。
 
 ダメもとで店頭を伺ったところ、
 
 おおー。
 
 
おいでませ山口館にお出ましになった「ながと観光アテンダント」さん(東京都中央区)
 おいでませ山口館にお出ましになってます。

 遠いところようこそ東京へおいでくださいました。
 
 
ながと観光アテンダントの八道芹香さん(おいでませ山口館)
 8代目(2015-2016)ながと観光アテンダント 八道芹香さん
  
 
ながと観光アテンダントの八道芹香さん(おいでませ山口館)
 店内で隠れた特産物である鶏卵利用のお菓子がお目当てのお客さんへの説明を主に担当されていたようですが、写真を撮りたい旨お伝えしますと、広い店外に出てきてくださいました。恐縮でございます。
 
 
「2016仙崎・長門フェアin東京」のPOP広告
 さすが長門市&山口県さん。フライヤーも綺麗だと思っていたのですが、店頭のこのようなPOPのクオリティの高さも見逃せません。
 
 
「2016仙崎・長門フェア」で物産と観光のPRをするながと観光アテンダントの八道芹香さん(おいでませ山口館)
 色でテーマ分けされた連続貼りの観光ポスターもまた美しい。
 
 というような宣伝のうまさに加えて、長門市の物産だけでも種類がとても豊富でして、ちょっと迷ってしまいます。
 主催されている「ながと物産」を調べますと、長門市と漁協・農協出資の第3セクターとなっており、まさに水陸両面でして、幅広ーく商品を取り扱っておられるようであります。
 
 そういえば、去年
 
 
ながと観光アテンダントの藤井茜さん(国際ミーティングEXPO IME2015)
 8代目ながと観光アテンダント 藤井茜さん(2015年12月)
 
‥からいただいたちくわがおいしかったのを思い出しましたので、水産加工品から選ぶことにしました。
 
 
マルヤマ水産(長門市)の釜揚げしらすとEVAH(同)のアカモク
 釜揚げしらすは冷凍ものです。私はたまに(と言っても1年くらい行っていませんが)、朝に湘南(平塚市)の漁港近くに行って揚げたてのしらすを購入しますが、残念ながらそれよりもうまい仙崎のしらすです。
 なぜなのか詳しくは分かりませんが、しらすの平均サイズが大き目なので種の違いか地域型の差異によるものなのか。後述の金子みすゞの「大漁」に出てくる大羽いわしの稚魚なのでしょうか。
 それと、冷凍流通を前提にすることで、うまい時期に漁獲することができ、かつ塩分を限界にまで抑えることもできて、しらす自身の持つうまみを前面に出すことができているためではないかと推測します。

 アカモクは初で全然分からないので、まだ食べ方を検討中です(笑)。

 写真右はノベルティの金子みすゞのメモパッドです。みすゞをあまり知らないので僭越なんですけど。世間の評価通りの詩もそうなのですが、メモパッドの表紙にある詩の書体がみすゞの自筆のものとは驚きです(ちょっと80年前のものとは信じがたい)。詩集は活字ではなく自筆を起こしたもので読んでみたいと思いました。