2020納涼うちわ特別仕様『無限清風』特設ブース販売
主催 鎌倉市観光協会
日時 2020年7月21日(火) 13:00-17:00ごろ ~
2020年7月22日(水) 13:00-17:00ごろ
場所 東急ストア鎌倉店(神奈川県鎌倉市小町1-2-12)店頭
交通 鎌倉駅(JR横須賀線 江ノ島電鉄線)歩1~3分
ここでしかるべきことが行われています。
不要不急な「全国一斉休校」と不要不急な「緊急事態宣言」の次は、これまた不要不急な「Go To キャンペーン」と、与党さんの固定支持層さんたちに振り回されて困惑とお怒りの日々をお過ごしの方も多いかと存じます。
必要なのは自粛ではなく衛生管理であります。未だ「感染拡大防止のためイベント中止」「新型コロナが収束したらお越しください」の自治体さんが存在するのですが、この記事を書いている時点では、収束どころか感染拡大しています。そして、大人しくしていればいいのに「Go To」でわざわざコロナウィルス感染を急拡大させているのは、与党さんたち自身であります。
その結果「収束するまで来るな」のご当地さんは観光産業が滅ぼされるのみとなり、政府が率先して「Go To 感染急拡大キャンペーン」をやり始めた以上、「感染拡大防止」を催事中止の根拠とすること自体が空虚なものとなっています。
しかし、少し救われますのは、「Go To キャンペーン」開始強行の時点で既に官邸さんが族議員さんたちへの制御を失っていることを察知し、無駄な「自粛」要請に無思考的に従っていても善人を困窮させ悪人を喜ばせるだけと気付いたご当地さんも出てきていることです。
「都民除外せず」沼津市が独自支援 GoToと一線画すhttps://t.co/dI8XCBs2wB
静岡県沼津市は22日、定例記者会見で、新型コロナウイルスの影響で苦しむ観光業を支援するため、優待サービスなど市独自のキャンペーンを実施すると発表した。
— 朝日新聞名古屋編集局 (@asahi_nagoya) July 22, 2020
官邸さんや知事さんたちは、自己への批判をかわすために「中国人」→「卒業旅行から帰国した大学生」→「ライブハウスの客」→「屋形船」→「他府県ナンバー車」→「他市町サーファー」→「バーベキュー」→「営業中の飲食店」→「帰省する若者」→「パチンコ屋」→「『気の緩みが出ている』通勤者」→「夜の街」→「観劇客」→「ホスト(ホステス)」と、次々と真っ向から反論できない弱い立場にある罪のない人々がさも感染拡大犯であるかのような印象操作を行ってまいりましたが、もうネタ切れで、数が増えすぎてコロナ警察さんたちも付いて行けず、飽きられたご様子です。
具体的には、今なお「都会から来ないでください」「東京人の入店お断り」の県市区町村(島)もあるのですが、「全国各地からご旅行歓迎」のご当地さんも見られるようになったことでありますが、さて、鎌倉市はどちらなのでありましょうか。
流石、自粛のお願いをしている時に、「こんな時に来てくれてありがとう」などと、窓に貼る鎌倉市観光協会。#鎌倉市観光協会 https://t.co/LQe3Mas1f1
— 中沢 克之 (第62代鎌倉市議会議長) (@nakazawajimusho) June 29, 2020
2017年5月の鎌倉市観光協会存続危機の事件では、確か市議会はその後観光協会との手打ちが済んで一定の解決に至ったと思っていたのに、2020年の今なお観光協会とバトルをやっているのか! と驚いて調べたところ、この人は2017年5月の選挙で落選しています。「第62代」ですが、現役の本物の議長さんは「第65代」です。
観光催事がなくなり、独自事業がミス鎌倉の募集選出だけとなった観光協会の存在意義はあるのかと、その第62代の元議長の元議員さんも唱えておられるようですが、
鎌倉市観光協会は、専務理事報酬を倍増して、イベントは無し。
今の時代、「ミス鎌倉」などとやっているだけです。— 中沢 克之 (第62代鎌倉市議会議長) (@nakazawajimusho) June 29, 2020
‥よくよく調べてみますと、この元議長の元議員さんが観光協会さんと市長さんを目の敵にしているのは、観光についての識者であるのにも関わらず、観光協会さんと市長さんにシカトされていたからです(主張が「現観光協会を潰して観光事業は別の観光団体にやらせる」なので、仕方ないところです)。従いまして、観光協会さんとミス鎌倉事業と協会専務理事さんへの批判は、鎌倉市議会として表明している意見ではなく、多くの有権者の意思を託されたものでもなく、単なる「2017年までは議員だった」一人の一般市民の個人的意見に過ぎないということで、気に留める必要はあまりなさそうです。
2017年は市議会の総務常任委員会で「補助金出ないから花火大会できません? 脅しかっつーの。ふざけんな」と観光協会さんに超強気に食って掛かっておられましたが、落選するとその威厳は無となってしまうということに、諸行無常栄枯盛衰を感じます。
あと、誤解のないよう付け加えさせていただきますと、「専務理事報酬倍増」は、従来は他の仕事との兼業だったのを、専業に変えたからです。セミリタイヤした高齢者ならば別として、年収400万円のままだったら、都市銀行の職を捨てて観光協会に転職してくれるはずがありませんので(笑)。ちなみに、鎌倉市議会の議員報酬はさらに高いです。
長くなりましたが、これでようやく観光協会もミス鎌倉も今は安泰ということが理解できました。ということで、お出ましになられています。
2020ミス鎌倉 中塚星来さん
2020年のミス鎌倉は、募集締め切り後予選審査まではほぼ遅滞なく順調だったのですが、3月4日の本選(最終)審査前の3月2日に「鎌倉まつり」の中止が発表されまして、そのごたごたで、本選審査と就任発表が例年より3か月遅れとなりました。
書類や一次審査まで行えたものの、その後の当地での年度内の催事開催の断念(宣伝対象の消失)、スポンサーさんの経営危機などにより、延々引っ張ったあげく最終選考を中止してしまうケースは、「弘前城ミス桜」(青森県弘前市)、「せんだい・杜の都親善大使」(仙台市)、「福島ミスピーチ」(福島市ほか)、「湘南江の島海の女王 海の王子」(神奈川県藤沢市)、「湖衣姫」(甲府市)、「津クイーン」(津市)、「さらら姫」(奈良県橿原市)があります。募集受付は成立したものの、いつまでも「選考延期」「選考中」で何か月経っても就任発表がされない延々放置プレイ中のミスご当地なんかも数知れず。
それらに比較しますと、遅れに遅れながらもミス鎌倉の就任にまでこぎ着けられた観光協会さんは萌えなのですが、例年の主催共催行事が全滅状態である以上、宣伝対象の目的物の創出に相当苦慮されるのではないかと察します。
ということで、珍しく納涼うちわの販売のお出まし告知をされる観光協会さんであります。これでミスの追っかけさんたちから、どのくらい購入に結び付けられるでしょうか。
今回の協会さんのKPI(笑) = うちわ購入率 = 撮影後購入させた数 ÷ 写真撮らせてくれ数
《数量限定》鎌倉納涼うちわ「無限清風」
東急ストア鎌倉の特設ブースに2020ミス鎌倉の森田観菜美さんが到着しました!!
こちらの特設ブースは本日17時までです。 pic.twitter.com/HB0lFLrfhG— 鎌倉市観光協会 (@kamakura_kyokai) July 22, 2020
とにかくも、この記事を書いているのは海の日なので、
‥由比ヶ浜まで行って参ります。
少なくとも、6月からは観光客向け駐車場の閉鎖のような嫌がらせはなくなっており、誰でも容易に来ることができます。
観光協会さんは「7つのお願い」なるものを出してきたのですが、前述の元議長の元議員さんの主張によりますと、市民への断りもなく観光協会が勝手にやっているものということになりまして、他市からの来訪者はいったいどうすればいいのか(それ以前に、ここに来ていいのか?)を非常にわかりにくくしています。
前回記事の群馬県や同県安中市のように歓迎一色ならば明快なのですが。
この記事を書いている時点では、鎌倉市(市役所さん)は、引き続き「鎌倉へお越しになる予定の皆様におかれましては、県をまたいだ来訪はお控えいただき、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、引き続きご協力をお願いいたします。」としています。
ただし、それもあくまでも一時期の市役所さんの主張でありまして、必ずしも観光関連産業で働く人の考えを代表するものではありません。少なくとも、鎌倉駅周辺からここに来るまでには他のご当地さんに見られる「東京都民の入店お断り」のような張り紙を出しているお店は見当たりませんでしたので、これまた安心してよいと思いました。(が、それでいいのだろうか?)
ミス鎌倉の募集3名に対し就任2名であったのも、報道発表資料に「感染拡大の影響により1名辞退」とありまして、多くの女性からの羨望を集めるミス鎌倉にめでたく選出されたのになぜ新型コロナごときの感染拡大で辞退するのか当初は不思議に思っていたのですが、
頼むから在宅できる企業はもう外に出ないでくれ
ほんっとになぜ再開させてんのよ、
20代でも重症化してるケースが増えて私はビビってるのよ
そして20代はよう動くから私らかかったら必然的に30〜50代の方にもうつしますよ?— ルナ (@luna_sol8831) July 22, 2020
‥中にはこのような考えを持たれる方もおられるということで、何らかのリスクを許容しなければ何もできないが、ではどの程度までならばどのようなリスクを許容するのかは、個人の考え次第でまちまちでありましょう。それゆえ自分の考えを押し付けることも他人を批判することも到底できないという当たり前のことを改めて認識させていただいた次第で、例えば、『審査で落ちた人の無念を考えれば(選出枠が1人分無駄になる)ミス鎌倉就任辞退は失礼』などという批判を軽々しくすべきではないと思います。
ミス鎌倉の募集期間は2019年12月から2020年1月31日。応募締切の1月31日は札幌の雪まつりの開幕日。既に1月24日には中国全土に新型コロナが蔓延していることが報ぜられていましたが、日本ではまだ、与党の党首さんもイベントで「春節休暇に多くの中国の方をお迎えしましょう」とか豪語される、中国人個人旅行者を含む外国人が自由に北海道を訪れていた時期であります。
ところで、蛇足でありますが、
‥県庁さん的には「由比ケ浜」(大きい「ケ」)ですが、
市役所さん的には、
‥「由比ガ浜」です。しかし、住居表示(≒住所)以外の海浜やその周辺地域を指す場合は、市の公式文書でも「由比ヶ浜」「由比ガ浜」が混在しています。したがいまして、「由比ケ浜」か「由比ヶ浜」か「由比ガ浜」かは、あまり気にしなくてよかろうかと存じます。
あと、海岸に行ったところで出店は何もありませんので、
‥このような「自分へのエサ(笑)」をあらかじめ東急ストア1階で購入しておくことをお勧めします。当サイトの近所にも東急ストアはありますが、鎌倉店さんのような「品目の割には値段が手頃」のテナントさんには恵まれておりません。さすが鎌倉、良質なお客さんが良質なテナントさんを育むのでありましょうか。
また、レジ袋は7月からすべて有料化されたと思っていましたが、このような「バイオマスプラ」材料のものは対象外ということです。原価はポリエチレンよりも高いのにレジ袋無料継続というありがたいテナントさん「日本一」(という屋号)であります。
さらには、このお店のタレのお味が非常に気に入って、帰路に再び寄って「うなぎ」まで購入してしまう当サイトであります。土用丑の日であったということもありますが、ミス鎌倉が生む経済効果恐るべしです。
そして由比ヶ浜海岸でありますが、「緊急事態宣言」の前後には「立ち入り自粛」の掲示がされていました。
昨日、23日、鎌倉では国道134号の海岸に、海岸立ち入り自粛要請の看板が、由比ガ浜、坂の下、七里ガ浜などの市内すべての海岸に設置されました。ご存じの方も多いと思いますが、マスメディアをご覧にならない方もいらっしゃいます。『拡散をお願いします』
『今は、鎌倉に来ないでください』 pic.twitter.com/xJh652r6Bs— 鎌倉市観光協会 (@kamakura_kyokai) April 24, 2020
しかし、写真を見ればお分かりの通り、掲示をしているのは鎌倉市ではなく、神奈川県でした。
これが現在どうなっているのかを知りたかったのですが、
‥立ち入りの自粛は求めず、遊泳自粛に名を変えております。しかも、県市連名となっています。
今期の神奈川県内海水浴場をすべて開設しないことを知事さんが表明しております。海水浴場を開設しないならば、ここは単なる「海岸」なので、泳ごうが波乗りしようが自炊しようが釣りしようが眠ろうがマナーの範囲内で自己責任で自由なはずなのですが、神奈川新聞ほかによりますと、それではまずいと慌てて市条例を作って自粛の継続に乗り出したということであります。
具体的に例えば、神奈川県の海水浴場では喫煙場所以外での喫煙は条例で禁止されています。しかし、今夏はここは海水浴場ではないので、県条例的には喫煙は自由で、喫煙所の設置はありません。
それではまずいと、市が今夏限定の条例を作って、喫煙、飲酒、音響機器使用、水泳の自粛を求めたということです(県条例とは違い禁止ではなく努力義務、罰則なし)。
監視塔は用意されていますが、監視員はいません。これならコロナで騒いだ人たちのせいでアルバイトが激減して困っている屈強な学生さんを雇ってライフガードをやって貰えば海水浴できるやんと思うのですが、海水浴場の設置許可権限は知事さんが握っているのでそれもできず、市としては自粛を唱えるくらいしかできないということでしょう。
ま、写真は載せませんけど、皆さん普通に泳いでいます(笑)。関東地方は気温は上がれどまだ梅雨が明けきらず、非常に蒸し暑いので、当然と言えば当然と。
2020ミス鎌倉 森田観菜美さん
ということで海岸でのイベントはおろか、他の多くのご当地さんと同じく、鎌倉でも当面の大型催事が全滅になっている状況な訳でありますが、そのような中で観光協会さんで今後どのようなミス活動機会を創出いただけるのか、楽しみに待ちたいと存じます。
「自粛」「大切な人の命」「42万人死亡」「若年者重症化」「20代30代でも500人に1人が死亡」「医療崩壊危機」「緊急事態」「人との接触8割減」「アラート」「新生活習慣」「with コロナ」「感染拡大警報」「Go To」などに騙されず振り回されない、的確な判断ができる平常心を保てられるかが問われているような気がいたします。