第40回横浜開港祭
主催 横浜開港祭実行委員会(横浜開港祭協議会)
日時 2021年6月2日(水)11:00-20:00ごろ
場所 臨港パーク(横浜市西区みなとみらい1-1地先)
交通 みなとみらい駅(みなとみらい線)歩7分 桜木町駅(JR根岸線・地下鉄ブルーライン)歩13分
横浜市の初夏の風物詩であるところの、しかるべき事前PRの風景ですが、
おおー。
降臨しておられます降臨しておられます。
第40回(2021)横浜開港祭親善大使 松崎瞳子さん
今年は平日である開港記念日の6月2日の当日だけで週末の開催日なし、そして入場制限が行われるという方向性がこの時点では示されていました。しかし、チケットの販売方法などは事前PR開始時点では未定でして、さらに最悪の場合は無観客映像中継のみの可能性もありと。
それにも増して、昨年の不要不急な緊急事態宣言が発出されていたときよりも多い感染者数&死亡者数とかで、ニュースショー番組なんかはコロナ騒ぎで非常に盛り上がっている状況です。休暇取っても無駄にならなければいいんですが。
事前PR期間開始前からずーっとこのようなコロナ脅し表示が出っ放しの神奈川県であります。直前に中止発表とかあったら嫌だなーとか思っておりましたが、
‥緊急事態宣言が絶賛発出中の東京都からマンボウ満開中の神奈川県への観光客を運ぶJR東日本の臨時列車の運行が決定し、指定券も販売されたというニュースを聴いて、ああこれなら開港祭も開催されるなと確信するに至った次第であります。今だ開港祭のチケット&休暇取得ズザーであります。この時点では、NPBのプロ野球でも既にチケット入手済みの客は皆入場できていまして、いくら「専門家」や知事さんたちが緊急事態とかマンボウとか騒いでいても、券をあらかじめ入手している客がいるという条件ならば、もうコロナごときの感染拡大くらいで中止にすることは難しいだろうと、そのような印象を持ちました。
ところが間もなく「瑛人」と仰せのメジャーなミュージシャンさんの開港祭への出演が急遽取り止めとなっておりまして、公式サイトによりますと、5月31日にPCR検査陽性ということであります。
「香水」瑛人がコロナ感染「熱下がり容体安定」横浜開港祭など出演見合わせ#瑛人 https://t.co/oR4QXBiwjb
— 日刊スポーツ (@nikkansports) May 31, 2021
コロナウィルス感染自体はよほど健康状態が悪い人でない限りどうということはないのですが、もしも音響や演出や進行のスタッフの方々がお上から濃厚接触の疑いを掛けられて一網打尽にされてしまったら、開催前にステージイベントが終了となってしまいます。最後の最後まで気が抜けません。
そこで気休めですが、前日の夕方に臨港パークに馳せ参じました。中止の可能性が消えたならば、舞台の設営が行われているだろうと。
すると、日も沈もうかという時に、このようなことが。
これはこれは貴重なものを見させていただきました。
そして、6月2日、横浜開港祭当日でありますが、
おおー。
降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます。今年の親善大使さんは18人おられるとのことなので、18回申し上げました。
第40回横浜開港祭親善大使 矢野菜葉さん
親善大使さんが配っておられるのは観覧アイテムセット(?)です。
繰り返し使用可能なマスクのほか、使い切りマスク10枚×2箱、ウエットティッシュ、ポケットティッシュ、除菌スプレーなどなど、至れり尽くせりであります。案内ブースではPETボトルのお水もいただけました。
第40回横浜開港祭親善大使 若林真衣さん レクレイター江莉花さん 吉本瑛美さん 村田愛子さん
なお、蒸し暑い西日本にお住まいの方は信じられないかも知れませんが、東日本は6月になっても上着なしでの外出は厳しいような「寒い」日が続いております。
『「人との接触を8割減」しないと「42万人が死亡」』の専門家デマを垂れ流すテレビさん新聞さんにおうちで踊らされた人たちからの自粛強要圧力によって開港祭が中止された昨年も、服飾専門学生さんが手掛けるオリジナルのユニフォームは開港祭公式さんのサイトで発表されていました。その幻のお衣裳を身にまとう、不運にも活動機会が自宅部屋からのZoom画面出演のみとなってしまった昨年の開港祭親善大使さんのお姿には、胸が詰まらされるものがありました。
(上記イラスト内の背景カーテン画像:素材ラボ www.sozailab.jp 許可する範囲内の無料使用)
第40回横浜開港祭親善大使 藤川奈央さん 古俣衣理さん
今年のユニフォームは斜めのストライプが入った意匠で、それを隠してしまうタスキはなくなり、腕章となりました。
第40回横浜開港祭親善大使 塩田千美さん 及川帆乃さん 周一衣さん
そう言えば、2020年以降過剰防疫体制の渦中では、ファブリックのタスキにビニル被覆を付けたり、抗菌仕様や薄いプラスティック素材で新調したり、タスキを前任者から引き継ぐ「交代式」を省略したり、タスキの装着自体を一時止めてしまったご当地さんも各地に見られます。
事前PR活動時はサンバイザーを着用しておられまして、本来それが今年のユニフォームにおける「正装」らしいですが、開港祭当日は非着用でした。マスク装着と相まって、「怪しい人」感が無きにしもあらずだったためでありましょうか。
第40回横浜開港祭親善大使 高橋ひかりさん 高橋眞由さん 小野桃果さん
例年(2019年以前)との差異を整理しますと、次のようになります。
(1) 入場制限
無料チケットが3千名分用意され、客はウェブサイトで事前に入手する。
有料チケット(チケットぴあ扱い)の販売数は不明だが、数百名規模と推測(有料区画自体は従来も花火観覧用に存在)。
申告住所が緊急事態宣言発出地域の場合はチケット(QRコード)非発行。
場内はロープ等で閉鎖したうえで出入り口を2か所設置(場内にさらに有料区画への入場のチェックゲートあり)。
出入り口ではQRコード読み取りのほか、消毒検温のコロナ検問を実施。
花火打ち上げ(19:30)の相当前の18:00から再入場を含む入場ができなくなる(場内滞在者数の3千人超が継続すれば、それより早くても入場できないことがある)とされており、実際には17:00で運用。
公式SNSによると、14:00台にも入場制限が掛かっている旨の投稿があった。
(2) 出店出展関連
調理出店はキッチンカーのみで、テント内調理や加熱の飲食出店はない(弁当の販売はあるが、崎陽軒の1ブースのみ)。
場内の飲食可能場所は指定される(ただし、入場制限により広さには相当余裕があり、場所に不便はしない)。
事業啓発や宣伝などの出展や、参加型アトラクションは、目測で9割減少。
(3) 観覧環境関連
滞在者3千人で入場制限を実施されるため、入場制限が掛かっている時間帯でも場内はガラスキで快適(=上限を1万人としても十分余裕ありそう)。
場内すべて飲酒禁止、喫煙所でも紙巻たばこ禁止。入場時に酒類持ち込みの荷物検査がある(再入場時はあまり厳格ではない)。
メインステージ前の芝生区画がなくなり、無料区画を含めパイプ椅子が用意される。芝生上(地べた)からの観覧を想定しているステージ高は十分でなく、ステージ上の人は前方の客の頭で隠れてしまい、ほとんど見えない(そのため、専らスクリーンを見ることになる)。
(4) その他
メインステージに大型スクリーンを設置(YouTube配信の映像を会場でも表示)。
同ステージ両脇にあった大型広告看板がなくなり、景観がすっきりした印象(広告はスクリーンにてブリンクやスクロールで間欠表示)。
ドリームオブハーモニー(市民参加コーラス)は、録画編集映像を上記スクリーンに表示。選抜メンバーのライブ歌唱もなく、客席も発声禁止で、観るだけ(客数も感動も数十分の一)。
高校生のボランティアスタッフの募集停止。「小学生親善大使」も今年はなし。
ちなみに、横浜市立の学校(大学除く)は開港記念日で休みだが、就学年齢の子供の客はほとんどいない(学校により外出自体めちゃくちゃうるさい指導があり、それ以前に、子供が楽しめるアトラクションも今年はほとんどない。中高生は多分安定のディ◯゛ニーに行っている笑笑)。
第40回横浜開港祭親善大使 杉山まひろさん 伊藤杏夏さん 大森日菜子さん
去年の今ごろは今年より状況が良くても中止となっていたので、今年の開催自体が特筆されることであります。特に会場敷地が市有地であり、協議会に名を連ねる文ちゃん市役所さんが少しでもゴネ出したら即中止に追いやられるリスクがある中では、「やり過ぎ」の制約を設けざるを得なかったという事情は、J:COMさんの生中継番組における実行委幹部さんのコメントから伝わりました。開催実現に携わられた皆様ありがとうございました。
(追記)例年は花火の時間が近付くと携帯電話さえも集中規制が掛かることが多いのですが、今年は入場規制のおかげで終始WiFiスポットがマトモに使えるという現象が起きていました。
第40回横浜開港祭親善大使 堀切華穂さん
最後にこちらのお嬢様をご紹介したところで、親善大使さん18人のお名前が出揃いました。か?
と会場内や出し物の様子の報告は古くからのSNSユーザーさんたちにお任せして、しかるべきこと以外はあっさりと省略させていただく当サイトであります(笑)。
それでは行ってみましょうか。行きましょう。