織姫の里かたの観光大使は2021年で何代目か?

(タイトル画像の落書きはフィクションであり、当記事とは一切関係ありません笑。)
 
 「織姫の里かたの観光大使」(交野市 = かたのし 大阪府)につきまして、一部の関係者さんにおかれまして、その代数「第◯代」を本当の数よりも一つ多いものを名乗っておられるケースが散見されます。

 えー、データベースには検証過程を書き切れないため、ここに記事化いたします。
 

 
 長くなりそうなので、まず当記事のあらすじです。

  • 2020年時点では、交野市星のまち観光協会(観光協会)、および観光協会さんの認識を引用したと見られる交野タイムズ(地域情報誌/ウェブサイト)や就任者ご本人などで、2019年に新規就任した人が、正しくは9代目であるところ、10代目としている。
  • 同様に、2020年に新規就任した人が、正しくは10代目であるところ、11代目としているケースが見られる。
  • 誤認の原因は不明だが、就任年度(就任期間)の「期」(2011年が第1期、以降毎年1増える)の誤り発生が「代」の誤りに繋がったと見られる。
  • 観光協会では、少なくとも2012年ごろまでは、正しい「期」を認識していた。
  • 観光協会では、少なくとも2015年には「期」を誤って認識してしまっていた。
  • 市役所では、少なくとも2016年までは、正しい「期」を認識していた。
  • 市役所では、2016年度を最後に、「期」を使用しないようになった。もし現在まで公式に「期」を使用していれば、2021年度は「第11期観光大使」となり、「代」の誤りの発生を防ぐことができた。
  • 主催者では、2012年度を最後に、コンテストの「回」を使用しないようになった。「期」と同様に、もし現在まで公式に「回」を使用していれば、2021年度は「第11回観光大使コンテスト」となり、誤りの発生を防ぐことができた。
  • 「期」や「回」が公式に使用されなくなって数年経過し、関係者の世代交代があったり、関係者内で記憶が不確かになったりするうちに、「期」を一つ多くしてしまう思い違いが発生したと考えられる。
  • 交野市出身の俳優である曾田彩乃さんは、2016年ごろより経歴に「交野市観光大使(第3期)」を使用している。確かに第3期における就任の事実が確認でき、これ自体は正しい。
  • 近年の交野市(例えば広報誌)では、曾田さんを「平成24年に第3期の観光大使を務め‥」と紹介しているが、これは明確に誤りである。この誤りもまた、「期」や「代」を起算する上での誤りを訂正する機会を失わせている要因と考えられる。

 

 平たく申し上げると、交野市にはキャラさんが2人(1人と1匹?)おられますが、「おりひめちゃん」(市役所)は信用できるけども、「あまんさん」(観光協会)は信用できない(笑)。
 
 
 仰々しいですが、検証作業に入る前に、まず2点おことわりさせていただきます。

 1点目。地域のモデルさんアイドルさんミスコン出場者さんなどの「女の子」を追いかけておられる人であれば別ですが、当サイトでは、就任した人の属性(職業など)は参考にすることはあるとしても、誰が就任したかということを興味の対象としている訳ではありません。
 
 まして、歴代の就任者が誰と誰かなどについては、本来は当サイトの関するところではありません。

 しかしながら、本件に限っては、名前を出さないことには真偽の検証が困難であることから、「織姫の里かたの観光大使」の歴代の就任者さんのご氏名を列挙させていただくことにしました。(なお、姓だけ、あるいは名だけの表記も検討しましたが、同姓、同名どちらも複数おられるので、余計に混乱してしまいます。そのためフルネーム記載としています。)

 2点目。当サイトは、故意でない間違いに対して嘲弄したり中傷することを目的としていません。言い換えますと、揚げ足を取るようなことは好んでおりません。純粋に、自らが物事を間違って伝えてしまうことがないように、可能な限り正確を期したいと考えています。
 
 以上弁明です。

 結論から申しますと、2021年の「第11期」に新たに就任する方は「11代目」織姫の里かたの観光大使、です。(募集選出が途切れなく毎年行われる限り)西暦下2桁から10を減じたものが当年新規就任者の代数に等しい、ということになります。(ただし、後述しますが、現在は市役所において「代」「期」ともに公式には用いていません。)
 
織姫の里かたの観光大使(交野市)の歴代就任者
 ではどこでどのような理由で「ズレ」が生じてしまったのか?
 
 市役所さんでは、複数の人が就任する1期間(1年)を、2016年まで「第◯期」としてくくって来ました。もし「期」が2021年まで続いていたならば、当年委嘱(同市では「認証」)に用いる「期」と当年新規就任者の「代」の数値が一致するので、間違いが生じることはなかったと思います。
 

 
 ところが、2016年の第6期を最後に「期」は用いられなくなりました。
 

 
 これは、毎年(観光大使としての任期は当初1年間)、前年からの就任者と当年新規就任者の双方を委嘱していたのですが、当年新規就任者のみ委嘱するように手続きを変更したためと見られます。曖昧だった任期が慣例を追認する形で2014年に「2年」と募集要項上も明確化されたため、もう同じ人を2年連続で市役所に呼ぶ必要はないだろう(手間を省きたいので、観光大使の任期を最初から2年間にした)という考え方によるものと推測します。つまり、当年の委嘱対象者に前年からの就任者と当年新規就任者が混在することは2016年限りでなくなるので(=当年新規就任者のみ委嘱することにしたので)、市役所の事務手続き上では「期」を設ける必要がなくなったということです。
 
 織姫の里かたの観光大使(以下、単に「観光大使」)が創設されたのは2011年です。それより前に交野市には市の観光大使は存在しません。
 
織姫の里かたの観光大使(交野市)の歴代就任者の抜粋
 前年にさかのぼって就任するということはないので、2011年は初代観光大使と2代目観光大使ということにはなりません。

 したがって、観光大使の初代は2人おられることになります。それ以降毎年新規就任者がいるため、単純に2011年の1代目から毎年1プラスしていけば、当年新規就任者が◯代目なのかが瞬時に分かるはずです。
 
 と一目瞭然であるはずなのに、どのあたりから「ズレ」が出てきたのかは、大なる疑問です。
 
 2012年の募集時では、同年募集の観光大使は「第2期」となっています。あまんさん(観光協会)は、この時点では正しいです。

 2013年の「WomanLife」の記事でも、2012年に新規選出された曾田彩乃さんは「第2期 織姫の里かたの観光大使 曾田彩乃さん」となっています。
 
 ところが、2016年ごろから「第三期観光大使」を称しておられます。

 それ以降、現在まで曾田彩乃さんは「第3期観光大使」を名乗っておられるようです。
 
 交野市の広報誌(例えば、2020年7月号)も『曾田さんは平成24年に第3期の「織姫の里かたの観光大使」を務め‥』としています。

 そうすると、2016年ごろに「期」が増えてしまう何らかの出来事があったことになるのか? 謎解きは晩ごはんの後に回したいくらい難解なミステリーであります。

 上のリンク先によると、曾田彩乃さんは、観光大使から全国区の俳優になられた方です。非常にご多忙で、どこかで記憶違いか記録違いが発生したのか? あるいは選考主管さんや任用運営さんが間違って伝えたのかも?
 
 「2期」であった曾田さんがいつの間にか「3期」になってしまった背景を知るべく、少々文字が小さくなってすみませんが、以下に補足してみました。
 
織姫の里かたの観光大使(交野市)の歴代就任者の抜粋
 観光大使コンテストは、「第1回」「第2回」まで、回数が振られています。前述の「期」と同じですが、もし「第◯回」の付与が、現在まで持続していれば、2021年は「第11回観光大使コンテスト」であり、間違いは生じなかったはずです(もし間違えても、「◯代」と同じ数値であるはずの「◯回」を見て、就任者や関係者は容易に間違いに気付くことができた)。ステージの垂れ幕や募集ポスターの原稿を毎年書き直すのが面倒なことは理解できますが。
 
 いずれにしても、2020年の市役所広報さんの「第3期」よりも、2012年当時の市役所公式さんと2013年のWomanLife誌さんが仰せの「第2期」のほうが、記憶が曖昧になる前の認証式直後と1年後の情報なので、信憑性が高いです。

 また、個人のブロガーさんの2012年の記事でも、「第二期観光大使に認定された曾田彩乃さん(交野市内在住で、今年8月に行われた「第2回織姫の里かたの観光大使コンテスト」でグランプリを‥」と触れられています。これで曾田さんは「第2期」であったと断定できるでしょう。
 
(注)上記ブロガーさんでは第1期の草木さんの名を「綾乃」としておられますが、当サイトでは市役所公式のほうに従い「彩乃」としております。

 
 では曾田さんが自らプロフィルで仰せの「3期」は間違いであるかと言うと、そうではありません。曾田さんもまた、正しいのであります。
 
 では間違っているのはどこか? 答えその1は「市役所広報さん」です。

(誤)『曾田さんは平成24年に第3期の「織姫の里かたの観光大使」を務め‥』(交野市広報誌)

(正1)『曾田さんは平成24年に第2期の「織姫の里かたの観光大使」を務め‥』

(正2)『曾田さんは平成25年に第3期の「織姫の里かたの観光大使」を務め‥』

(正3)『曾田さんは平成24年から25年に掛けて第2期と3期の「織姫の里かたの観光大使」を務め‥』
 
(正4)『曾田さんは平成24年から26年に掛けて第2期から4期の「織姫の里かたの観光大使」を務め‥』
 
織姫の里かたの観光大使(交野市)の歴代就任者の抜粋(曾田彩乃さん部分)
 これでご理解いただけたと思いますが、恐らく、2016年ごろ以降市役所では曾田さんが2012年に第3期として新規就任したとの誤情報を保有している、あるいは、2012年度が第3期であるかのような誤情報が市役所に伝わってきている、のではないかと思います。例えば、2016年ごろに曾田さんが「第3期」を名乗られるようになったことから、2012年度が第3期であるという誤認が観光協会内外で発生し、それが市役所にも伝播されたものと推測します。一方で曾田さんのプロフィルでは年度を付与せずに単に「第3期」と名乗っておられるので、間違いではありません(年度を付与するのであれば、上記の(正1)~(正4)のどれでも正しい)。
 
 
 答えその2です。その後は容易に想像できる通り、例えば、2016年ごろ以降の観光協会や最近の市広報誌の情報を信用してしまって、『「◯期 = ◯代」で、2012年就任の曾田彩乃さんが「第3期」だから、2021年就任の自分は9を足して‥』とかやってしまうと、本当の代よりも一つ多い代を名乗ってしまうことになります。

 念のため歴代のメンバーを列挙して確かめる際にも、前述の通り2011年の第1回コンテスト選出の村田さんのことを、うっかり「第2代」としてしまったら、もう間違いに気付くことは不可能です。
 
 諸悪の根源がどこなのかは分かりませんが、2015年8月の認証式の模様を伝える観光協会さんの投稿で「第6期」となってしまっています。
 

 
 繰り返しになりますが、上の観光協会さんの『2015年が「第6期」』は間違いで、下の「おりひめちゃん」(市役所)の『2016年で「第6期」』が正しいです。


 
 上記から、2015年8月時点では既に観光協会には間違った「期」が伝わっていた(あるいは観光協会さん自身が間違って本当のものよりも一つ多い「期」を認識していた)ということになります。
 
 前述の市役所広報さんは、自分のところの「おりひめちゃん」を信用すればよかったのですが。うーん、時は既に遅し。
 
 
 じゃあ、どうすればいいのか?

案1:歴史の長短を偽らず正直にやる(笑)
 2021年選出者の場合「第11代織姫の里かたの観光大使」と名乗る。
 人間、正直が一番。潔くて良いですが、後述の通り相応の痛みを伴います(笑笑)。繰り返し「何で11代目の次の年も11代目のままやねん」とかの理不尽な突っ込みをされて面倒くさい説明に追われる2年間ともなりかねません。
 
案2:次のように名乗り方を変える
 1つ多い代数を正当化するために「かたの織姫」を復活させ、
 2021年選出者の場合「第12代かたの織姫」と名乗る。
 あるいは、厳密に、
 2021年選出者の場合「第12代かたの織姫・第11代織姫の里かたの観光大使」と名乗る。
 あるいは、それだと長すぎるので、
 2021年選出者の場合「第12代かたの織姫・織姫の里かたの観光大使」と名乗る(これならば、多少優良誤認の香りがするが、何とかギリギリセーフか?)。
 
案3: 1代くらいやったら歴史の古さを偽ってもかまへんやろ的に現状を追認する(笑)
 2021年選出者の場合「第12代織姫の里かたの観光大使」と名乗る(実際の1年前の2010年に観光大使は存在していたと歴史を書き換えることになるが、そんなんどうでもええやんけ堅いこと言うなや のノリで)。
 本題から逸れますが、観光大使の美しい制服を身にまとったお嬢様方が日常の会話中普通に北河内標準語の「やんけ」とか使っておられるとか想像するとかなり萌えるものが。
 
 当サイト推奨は「案3」です(笑笑)。

 真面目な話、間違いはあるもので、当サイトも多方面からご指摘やご質問をいただいて平身低頭お詫び追補訂正することで何とか生存していると思います。時事通信社さんだって人間ですから間違えます。毎日新聞社さんも時事通信さんにつられて間違えます。しかし世間一般の方々は、当然のことながら当サイトのような弱小ブログよりもメジャーな報道機関さんのほうを数億倍数兆倍信頼します。
 
 長いものに巻かれておく方が、余計な労力を使わずに済むので楽だと思います。だって今更「正しくは2012年は第2期観光大使でした」って言えないですよね‥。広報誌を含む多くの記事が訂正になってしまいますから。

 無意味な屋外マスクを拒否ったまま町なかを歩いてコロナ自警団さんたちから喧嘩売られて中傷されるよりも、専門家デマを信じている人のフリをして大人しくマスクしていたほうが楽だったですよね。面倒なことには関わらないようにしましょ。

 ちゃんちゃん。
 
 
 ‥で終わってしまったら、あまりにも意地悪な記事となってしまいますので、何代目かが分からなくなってしまった他のご当地さんでよく見られる例を。

案4:もう「第◯代」は使わない
 就任年や活動年を付与して、
 2021年就任者の場合、「2021織姫の里かたの観光大使」「2021年織姫の里かたの観光大使」と名乗る。(「令和3年‥」と元号を使ってもいいですが、改元を跨いだ引き算足し算を間違えるくらいなら、西暦の方がいいです。)
 当地の過去の観光大使就任者さんでも、そのようにしていた時期があったみたいです。🌌🌠🎋
 
 
(2021年8月追記)
 その後、中の人の中のごく一部の人で話題になった模様でして、市制50年事業の予算にブチ込んで過去の広報誌のアーカイブスを設置してくださいました。
 
曾田彩乃さんは正しくは何期目の「織り姫の里かたの観光大使」か?
 当時の広報誌が示す通り、紛れもなく2021年の新規就任者は第11期の11代目が正しいです。

 もうこれ以上の間違いは起こりませんように‥ 🎋