やんばる名護×北谷 ちむどんどんフェア
主催 なご・ちゃたん地域間連携共同体
日時 2022年12月10日(土) 10:00-19:30
~2022年12月11日(日) 10:00-17:00
場所 川崎アゼリア サンライト広場
交通 川崎駅(JR東海道線・南武線)歩1分 京急川崎駅(京急本線・大師線)歩3分
ここでは日本で最初のトレンディドラマ「男女7人夏物語」(鎌田敏夫脚本)がロケ撮影されたと伝えられています。当時はナウいヤング(←超死語)の集う最先端の新鋭地下街であったと想像しますが、それよりも、「男女7人」までは、恋愛モノのテレビ現代劇は「学園(青春)ドラマ」と「メロドラマ」しかなかったというのには驚きです。
JRと京急の川崎駅を結ぶショートカット経路が別に造られ、さらには駅の反対側に大規模商業施設が出来て人流は分散し、美麗なれど閑散とした静かな地下街となったここで、しかるべきことが行われる模様です。
が、
おおー。
しかるべき方もスタンバイしておられます。遠方からのお出ましの機会を創出された主催者さんに深く感謝であります。
ステージで式典らしきものが行われています。川崎市川崎区から横浜市鶴見区の海側にかけては、沖縄県出身者が多く住まわれ、ところどころにプチ琉球街が形成されていることから、営利目的の物産販売というだけではなく、むしろ、地域の物産を携えて島から来られた方と本土側にお住まいの方との交流の場という位置づけであると理解しました。
そして、堅苦しい挨拶が続いた後を締めるのは、好戦的な大和民族であれば勝どき、手拍子、万歳となりましょうが、ここではもちろんかちゅーしーであります。(てゆーか、皆さんこれがやりたくて集まっているのだろうと😉)
この催事は名護市と北谷町から出展されているということで、女王さまが名護市からお出ましになられています。ちなみに、MCにて、名護市は『そーきそば発祥の地』と仰せであります。
名護市に立ち寄ったときの記憶は恐縮ながらほとんど残っていませんで、「イオン」のあまりものデカさに息を巻いたことくらいで(ネットで調べますと、「イオン名護店」+「マックスバリュなご店」+「サンエー為又シティ」+その他たくさん)。あれだけの買い物需要があるということは相当な大都会なのだろうと思いましたが、那覇からはとても遠くて時間も掛かる‥と言うよりも、なぜ本島北部に民間空港がないのかと小一時間。
沖縄県の公共ミスのお衣装はいずれもオリジナルの非常に芸術的に緻密かつ独創的なテキスタイルとシルエットとなっていますが、名護さくらの女王におかれましても同じくマスクカバーまで揃えておられます。素敵であります。
第48代名護さくらの女王 島袋伊都さん
意外にも、名護さくらの女王さんが当サイトに登場するのは初めてということになりそうです。
2021年活動分の募集は中止になっていましたが、2022年活動分(48代目)、2023年活動分ともに募集は行われています。例年の任期開始は1月の「名護さくら祭り」の時期なので、こちらの島袋さんの県外出張は、今回が最後になると見られます。
と、しれっと書きましたが、「さくら祭り」が1月に開催されるということから湧いてくる途方もない遠方感。漠然とした理解を正確にすべく改めて調べますと、琉球の桜は主に寒緋桜(サクラ属カンヒザクラ Cerasus campanulata )で、早咲き品種として本州で著名な河津桜は雑種で、片親がカンヒザクラ、もう一方の親がカンヒザクラとオオシマザクラの交雑 とされています。
名護さくら祭りは2021年は中止されており、開催可能と見られていた2022年も、2021年12月の官邸の愚策「GoTo(全国旅行割)」で感染者が爆増し、慌ててGoToを中止するも遅く、2022年1月に不要不急の「まん防」が発出されてしまい、結局中止されています。そのため、48代目のさくら祭りにおける人前でのお披露目は無かったと見られます。
果たして2023年は無事に開催されるでしょうか。
これはまさに名護さくら祭りのためにあるようなビールですねえ。
本土の都立や県立の公園では、今になってもコロナ過剰恐怖症勢力への忖度を続け「花見禁止」「飲食禁止」とか言っている間抜けなところが多いですが、名護市から先陣を切って本来の「さくら祭り」を開催され、ホラ吹き専門家が提唱する「黙食」とかの気持ち悪いルールのない正常な「お花見」を桜前線とともに内地に北上させていただきたいものです。🌸
(追記)
2023年の名護さくら祭りは予定通り開催され、第49代さくらの女王もお披露目された模様です。👏