さぬき海の幸フェア(2021年 せとうち旬彩館)

さぬき海の幸フェア
主催 香川・愛媛せとうち旬彩館 さぬき海の幸販売促進協議会
日時
2021年10月1日(金) 13:00ごろ-17:00
2021年10月2日(土) 10:00-17:00
2021年10月3日(日) 10:00-15:00
場所 香川・愛媛せとうち旬彩館(東京都港区新橋2-19-10)
交通 新橋駅(JR東海道線・山手線 ゆりかもめ線 都営地下鉄浅草線 東京メトロ銀座線) 歩1-3分
 
 

 
 ここでしかるべきことが行われる模様です。
 
 

 今までアンテナショップの運営体制に特に関心はなかったのですが、「せとうち旬彩館」をネットで検索して気付いたところ、旬彩館1階の店舗部分はサカガミという食品スーパーマーケットさんが運営しているとのことです。

 次いでホームページで拝見しましたところ、社員さんの感染やその疑いが掛けられるとその都度「旬彩館」は営業休止、東京都に緊急事態宣言が出ればまた休業と、コロナ過剰脅威デマで被った損害は相当大きいようでした。そのような場合、各県と旬彩館さんのどちらが損失を埋め合わせるのかは契約内容を承知しないので分かりませんが、お金ももちろんそうですが、飲食部分を含めて廃棄された食品も相当になると思うと、胸が痛みます。
 

緊急事態宣言期間が終了した初日のJR新橋駅周辺の様子(2021年10月1日 東京都中央区)
緊急事態宣言期間が終了した初日のJR新橋駅周辺の様子(2021年10月1日 東京都中央区)


 コロナ感染症よりも感染者数も死亡者数も圧倒的に多くその脅威が遥かに大きいインフルエンザでも、その流行期に物産店や飲食店を営業停止にするなんてことはありません。感染力も毒性も微弱なコロナウィルスに対して無意味で無根拠の提言を行ったホラ吹き専門家さんを一刻も早く退場させ、二度と表舞台に出てこないようにすることを切に願います。
 

おさかなシャトルⅡ(改)の側面
おさかなシャトルⅡ(改)(2018年撮影)


 首都圏乗り入れのために大金を投じたエンジンや運転席の換装という大改造を受けた「おさかなシャトルⅡ改」は『2年近く車庫でオネンネ』(県庁さん&漁連さん)で、去年から『どこからもお呼びが掛からない』(同)という悲惨な状況でありまして、2019年までのこの時期に東京都と埼玉県で盛大にオリーブハマチのキャンペーンを張ってくれていた頼みの魚屋チェーン店さんも『呼んでくれない』(同)とのことです。

 そして豊洲市場(旧・築地市場)は仲卸さん向け販促イベントが自粛中で(これは、都立である豊洲市場での超大規模コロナ集団感染発生を都知事さんが「クラスターではない」と主張し隠蔽していたことを週刊誌にスッパ抜かれた事件のインパクトが大きかったため、仕方ない面もあるでしょうが)、報道さんを集めまくっての県知事さん降臨のド派手なご祝儀初競売イベント開催は、今年も絶望的となっております。
 
 お上が主催する農林水産祭・実りのフェスティバルの開催なんぞは、ずえーったい無理と言いますか、その存在すら完全忘却しておりました(笑)。
 
 
「さぬき海の幸フェア」が行われた「香川・愛媛 せとうち旬彩館」(東京都中央区)
 ただ、「旬彩館」は東京五輪の開催がほぼ確定した2021年は6月4日からは緊急事態宣言に屈しない形で営業再開し、そして緊急事態宣言が明けた10月からは、対面宣伝販売も解禁されるに至ったのであります。
 
 
香川おさかな大使の来店を伝える「せとうち旬彩館」の印刷物(東京都中央区)
 この時点で具体的な予定のある唯一の香川県外での宣伝機会が、香川・愛媛せとうち旬彩館での販促ということで、至極貴重であります。コロナ捏造脅威デマに惑わされずコロナ過剰恐怖症勢力への忖度もせず筋を通す。その旬彩館さんに激しく萌えであります。加えて、このような写真取り込みPOPを光速で作り上げてしまう店員さんの能力やテクノロジーの進歩には、常に世間より周回遅れの当サイトごときの者には到底付いていけない凄みを感じます。
 
 
 ということで、しかとお出ましになられております。うーん素晴らしい。
 
 
香川おさかな大使の田村純麗さんは香川県産「オリーブハマチ」の宣伝に活躍(許可を得て撮影掲載 せとうち旬彩館 東京都港区)
 日持ちしない生ものだけに完売かそれ近くまで売らなくてはならぬというミッションを課せられたおさかな大使さんですが、台風通過中で雨天と天候的に不利であった初日も関係者さんの買い取りで済む残り数点まで売り切り、以降は連日完売で乗り切られた模様です。重責を果たされた大使さんも信頼してリスクを負った旬彩館さんも実に見事であります。
 
 
香川県産「オリーブハマチ」と「おつまみ 海苔」(せとうち旬彩館にて購入)
 ご存知のように成長に従って呼称も変わるブリでありますが、東京ではかなり前から「ハマチ」と「イナダ」の呼び分けが行われているようであります。
 
 
ブリ(ワカシ・ツバス→イナダ・ハマチ→ワラサ・メジロ→ブリ)の東京での呼称
 職場近くの行きつけだった個人経営の飲食店のご主人によりますと、『養殖ものは「イナダ」と呼ばない』とのことです。天然よりも格下という認識だそうで、『(養殖ものを指す)ハマチを「イナダ」と称して出してはならない』と仰せでした。
 
 
田村純麗さんは香川おさかな大使として香川県産の水産物の宣伝に活躍(せとうち旬彩館 東京都港区)
 14代目(2021)香川おさかな大使 田村純麗さん
 
 個人的には生食する場合は養殖ものを好んで買い求めるようにしていますが、実家が魚屋さんの人なんかは、養殖ハマチにまでも天然ものに近いようなプリプリ感を求めていまして、肉質が柔らかいと不満を述べることが多いです(笑)。この辺は好き好きですが、いずれにせよ当サイト的には栄養価が高く寄生虫の心配がほぼゼロの養殖物をお勧めします。
 
 
Sumire TAMURA, Kagawa Osakana Ambassador, the 17th - a promo girl for Kagawa Pref's seafood : 田村純麗さんは香川おさかな大使として香川県産「オリーブハマチ」の宣伝に活躍(せとうち旬彩館 東京都港区)
 それはそうと、南関東の小売店では鹿児島県産が席巻していまして、キャンペーンが張られていない限り、香川県産のハマチを見かけることがあまりないです。ただし、例えば香川県産の2019年と比較すると今年は明確においしくなっていまして、エサや養殖環境を大幅に変えたか、東京向けには特に優秀なものを選別しているかのどちらか、あるいは双方だと思います。それに比例してお値段も上がっているんですけどね。高級志向? いずれにせよ宣伝はとても大切です 🐟
 
 
14代目香川おさかな大使の田村純麗さん(せとうち旬彩館 東京都港区)
 繊細にもお出まし時とお帰り時とでは別の靴でありまして、左側が制服付帯の支給物ぽいです。9月下旬の東京は冬のような寒い日が続いていたのですが、2日目以降は台風一過で一転して暑くなったので、半袖は正解でありました。
 
 
田村すみれさんは香川おさかな大使として香川県産「オリーブハマチ」の宣伝に活躍(せとうち旬彩館 東京都港区)
 高松-羽田の航空路線はただでさえ根拠も効果もない無駄な人流抑制政策による被害を受けて減便がされている中、当日は台風16号の進路回避のため時間帯によりさらに欠航が発生していました。こちらの香川おさかな大使さんは、搭乗予定の前後便が欠航となる際どい状況下で上京を果たされたとのことで(それでも飛行機は「めっちゃ揺れた」そうです)、まことにお疲れさまでした。万障を乗り越えてのお出ましに深く感謝であります。
 
(店舗内の写真は主催者さんの許可を得て撮影掲載しています。)