ぶらん市(2020年10月)

第33回ぶらん市
主催 湯河原駅前通り明店街
日時 2020年10月25日(日) 10:00-14:00
場所 土肥1丁目交差点付近(神奈川県足柄下郡湯河原町土肥1丁目)
交通 湯河原駅(JR東海道本線)歩3分
 
 
 地図を追加いたしますが、湯河原はここにあります。
 

 
 ここでしかるべきことが行われております。
 

 
 商店街さんのサイトから抜粋させていただきますと、この催事が『経済産業省の「GoTo商店街」の採択を受けました』とあります。
 
 GoTo商店街とは何ぞやということですが、商店街でイベント(ネット開催等含む)を企画してお上の審査を通ると開催経費の一部が貰えるという仕組みのものです。なお、バーチャルでない催事の場合は、当然ながら、審査に通るには、低リスクで脆弱なコロナウィルスに対して間違った過剰防疫体制を敷いたことを何が何でも正当化したい官邸さんのメンツを忖度してあげて、いくら無駄だと分かっていても「新しい生活様式(笑)」に従った厳重な感染防止対策を行ってやる必要があります。そうでないと審査に通りません。
 
 
「ぶらん市」の様子(神奈川県湯河原町)
 ということで、ここでも例によりまして、コロナウィルス検問が実施されております。
 
 そして催事名が「ぶらん市」ならば本来はブランチを楽しめなくてはならないのですが、今回は『調理出店はキッチンカーのみになります』とあり、さらにテーブル席はあくまでも短時間の『休憩用』で『飲食等の長時間のご利用はお控えください』となってしまっています。テント下での簡易調理ができなくなって飲食ブースの出店数が著しく減少し、さらにはパンの立ち食い以外は建前上持ち帰りが強いられることになり、ブランチを楽しむことが事実上困難になっていました。自粛強要の同調圧力のため中止が続いていた「ぶらん市」を再開していただいたこと自体は嬉しいのでありますが、これは至極残念であります。
 
 が、しかし、
 
 
「ぶらん市」の様子(神奈川県湯河原町)
‥新型コロナ検問所のすぐ外側に、焼き鳥の屋台を店舗前道路上に出して便乗の「モグリぶらん市」(笑)も行われて繁盛しているようであります。もちろんそこは検温やらアルコール消毒とか検疫済み証代わりのリストバンドなんぞとは無縁の世界であります。その結果、コロナ検疫エリアの囲い柵の外側の歩道上でブランチを楽しむ人が散見できます。少し前であればコロナ自警団さんたちの格好の餌食となっていたことでしょうが、さすがの固定組織票さんも特別給付金第二弾でも用意してあげないともう動かないでしょう。
 
 と、これだけでも、コロナウィルス検問がいかに官邸さんとその傀儡の「専門家」さん(笑)を喜ばせて「GoTo」のカネを得るだけのために行われる形骸化したものであるのかが理解できますが、それはそれとして、
 
 おおー。
 
 
湯河原みかん大使の力石好乃さんと佐藤悠加さん(ぶらん市 神奈川県湯河原町)
 湯河原みかん大使 力石好乃さん 佐藤悠加さん
 
 早速降臨しておられます。

 
湯河原みかん大使の力石好乃さんと佐藤悠加さん(ぶらん市 神奈川県湯河原町)
 お出まし予告の通り、エコバッグを絶賛発売中であらせられます。

 えー、マスクの下のお顔をご覧になりたい方は、昨年の記事をご覧ください(笑)。

 なお、上の写真のエコバッグのほか、みかん大使トートバッグ(今回は湯河原町産みかん6個入り)も販売されています。
 

 実のところ、他のご当地さんと同じように、湯河原みかん大使はこのまま活動機会がないまま自然消滅してしまうのではないかと危惧していたのでありますが、無事に拝謁させていただくことができて催事開催に尽力された方々には感謝であります。
 
 なお、初代のメンバーのままでその後の「みかん大使」の公募はされていないようで、今年は第2期というのかわかりませんが、1人が休養中?で現時点は3人体制となっている模様です。

 あと、力石さんのマスクが何かよかったので、拡大させていただきますと、
 
 
みかん大使(湯河原町商工会)の力石好乃さんと佐藤悠加さん(ぶらん市 神奈川県湯河原町)
‥こんな感じです。ちなみに力石(ちからいし)という姓は神奈川県西部では特に珍しいということはないのですが(個人の感想です笑)、全国的にはかなり希少であると思います。今まで気に留めていませんでしたが、少し調べたところ当地では特に多いみたいなので、湯河原町が力石姓の発祥の地なのかも知れません。
 
 
テレビ局の取材に応じる「みかん大使(湯河原町商工会)」の力石好乃さんと佐藤悠加さん(ぶらん市 神奈川県湯河原町)
 「GoTo商店街」の第一弾に選定されたことから、地元CATVさんのみならず関東広域の地上波テレビ局も複数来ていまして(記憶では日本テレビ、テレビ朝日、NHK)、取材対応にもお忙しいみかん大使さんであります。
  
 
テレビ局の取材クルーの注文に応じる「みかん大使(湯河原町商工会)」の力石好乃さんと佐藤悠加さん(ぶらん市 神奈川県湯河原町)
 これで湯河原町のみかん大使さんも知名度全国区となりますでしょうか。やはりこういう絵があるかないかで、放送番組内で映像が流れるか流れないか、流れる場合は時間を数秒でも長く獲れるかが違ってくるものと思います。町の小さな催事には見向きもしない大手の広告会社やイベント会社が勝手に名づける偽物の「アンバサダー」ではない、当地のような本物の大使がいるかいないかが、その辺りの分かれ目になりそうです。
 

湯河原みかん大使の力石好乃さんと佐藤悠加さん(ぶらん市 神奈川県湯河原町)
 なお、この記事を書いている少し前に来場者数が発表されまして「2千名」となっています。入り口での全数検査の副作用でさらに正確な実数も把握可能と見られます。

 付け加えると、ピーク時間帯は11時くらいで、その際のコロナ検疫エリア内の滞在者数はざっと100人超-200人以下といったところでした。表向きの「3蜜回避」のため出店数の半減を余儀なくされ、集客数や滞在時間を稼いでいた演奏や演舞のステージがなくなり大道芸1件のみとなった等のマイナス材料が多い割には底堅いと言えましょうか。すこぶる好天であったのと、久しぶりの開催であること、GoTo商店街採用の告知効果で、来場者の大幅減少を食い止めたものと察します。
 
 ただ、パン屋さんは前回記事にて紹介させていただいたお店を含む2ブースが出店していましたが、いずれも開場1時間未満に完売となっていました。これは従来よりも飲食ブースを減少させてしまったこと(前述の通りキッチンカーのみ)により、ブランチを楽しみたい方がパンの購入に集中した結果であると推測します(昨年の訪問時には、パンは閉場近くでも全品売り切れとはなっていませんでした)。
 
 ということで、辛うじて補充陳列されたラスクとみかんでブランチ代わりとして空腹を癒す当サイトなのでありました。

「みかん大使トートバッグ」と湯河原町産みかん(腕にはバリバリに美肌加工を施しています(笑))
「みかん大使トートバッグ」と湯河原町産みかん(腕にはバリバリに美肌加工を施しています(笑))


 あー今回から「足湯」がなくなってしまったし、立ち寄り湯に行ってこ。🍊🍊