めくるめく歴史絵巻 滋賀・びわ湖 ～観光物産展～ in名古屋
主催 びわこビジターズビューロー
日時 2021年12月4日（土） 10:30-16:30
場所 金山総合駅連絡橋イベント広場（名古屋市中区金山1-1905ほか）
交通 金山駅（JR東海道本線・中央本線 名鉄名古屋本線 名古屋市営地下鉄名城線・名港線）すぐ
金山総合駅という鉄道駅はどこにもなく、存在するのはJR東海と名鉄と地下鉄の金山駅であり‥ということを理解するのに多少の時間を要した当サイトであります。複数の鉄道駅を動かしたり新たに造ったり連絡通路を設けたりしてできた乗降と乗り換えの利便のための構造物が総合駅なのでありました。
首都圏では再開発に伴ってJRとそれ以外の鉄道線の駅をわざわざ遠ざけて競合線への乗り換えを難しくすることによって人流を無理にひん曲げて自社系商業テナントへの導線を形成するような「鉄道屋本位」の悪事ばかりで困っているのですが、公共交通機関の目的や使命は何であったのかということを総合駅という発想で改めて万人に認識させてくれる名古屋市は健全な「乗客本位」でありまして、まこと羨ましい限りです。
しかしあまりもの大きさに商業施設のほうに行ってしまったりして例によって迷子になる当サイトでありましたが、
おおー。
降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます降臨しておられます。
名古屋以外では公共スペースにおける物産展の開催を全面的に中止させている大都市およびその第三セクターも多く、さらには同調圧力に逆らえず他県でのPRを完全自粛しているご当地さんも多い中、思考を冷静かつ正常に保つことで開催判断をしておられる名古屋市さんと滋賀県さんには激しく萌えであります。
さて、こちらの方々に拝謁させていただくのは初めてとなりますので、事前に勉強させていただいた当サイトであります。
お城大使さんの公式アカウントには以下のように示されています。
・ひこねお城大使の歴史
不明 ～昭和59年（1984年）「ミス琵琶湖」
昭和60年（1985年）～昭和63年（1988年）「ミス若あゆ」
平成元年（1989年）～平成 7年（1995年）「ミス彦根」
平成8年 （1996年）～平成12年（2000年）「キャッスルクイーン」
平成13年（2001年）～現在
その後「不明」だった開始時期が明らかになったようで、彦根商工会議所さんでは「昭和10年」にミス琵琶湖がスタートとされています（ただし、混乱期における中断期間は複数かつ長期間あったものと推測します）。そうしますと、彦根商工会議所発足（1938年、公式サイトより）の前、さらにその前の彦根市発足（1937年、同）の前から脈々と受け継がれていることになります。
まとめますと、以下のようになります。キャッスルクイーンの途中から市役所が後援から「出資」へと関与を強めて公共化し、現在のひこねお城大使に至るものと想像します（要調査）。
1935- ミス琵琶湖
1985- ミス若あゆ
1989- ミス彦根
1996- キャッスルクイーン
2001- ひこねお城大使
2021年度ひこねお城大使 岡本真弥さん 前川愛梨さん
2020年は応募締切後に選考事務が頓挫し、2019年就任者も退任しており、大使不在期間が発生していました。2021年は2020年よりもコロナ騒ぎが大きかったものの、募集と選考は無事に成立し、今ここに降臨されているということであります。選考不成立の2020年を欠番にしないのであれば、ひこねお城大使の当代は20代目ということになります。（ルーツを遡れば80代目くらいにまで達するのかも知れません。）
ということで、彦根市よりも古い歴史を持つひこねお城大使。城で持つのは尾張名古屋のみにあらずなのであります。🏯🏯
こちらのお嬢さま方も応募してからは不安の連続だったと察しますが、観光協会さんは選考の延期を繰り返しながらも最終的には就任にまでこぎ着けておられ見事であります。
令和2年度（2020-2021）びわ湖大津観光大使 中村真歩さん 金中萌音さん
当代は2020年に4月17日締切で募集されていましたが、選考事務は中断。8月に選考が再開したと伝えられ、予定より4か月遅れの9月に就任発表されました。そのため、任期が2022年3月頃まで延長され、一定の活動機会を得ることができた模様です。
ただ、今回の物産展の主催は「びわこビジターズビューロー」と仰せの県域の観光連盟さんで、びわ湖大津観光協会からの参加は観光大使さんのみとお聞きしました。しかるに、大津市の協会スタッフさんが来ないならばお目当ての品が購入できないのではと少々不安になったのでありました。
が、
ありました！ 大津市からは辛うじて1軒のみ出店しておられました。教えてくださったビューローさんありがとうございます。
甘みを抑えてケミカルな保存料も含有せず昔ながらの味を保ち続けることは、大量生産や長距離輸送に適さず、県外からの来訪者による購入を期待するほかないのでありますが、今はまさにそれを妨害する根拠不在の無駄な人流抑制政策による被害をモロに受けてしまっています。オンラインで完結するバーチャルでリモートなチャラい商売が繁栄するのと引き換えに、伝統と価値のある佳き商品が打撃を受けてしまうのが、コロナ過剰防疫体制禍であります。⛴⛴
そして予想はしていなかったのですが、東近江市からもお出ましになられています。
ご引率の観光協会さんが仰せには、レインボー大使さんはいかなる条件下であってもマスクを外せないとのことです。恐らく協会としての統一方針で、あるいは上層部の方々からも厳命されているものと察しました。これ自体は珍しいことではなく、各ご当地さんまちまちであります。
むしろ、県外出張に対する妨害圧力も多い中、万全のコロナクレイマー対策を行う条件で関係者のご理解を経て今回のお出ましを実現されたものと想像します。それだけで十分にありがたいことです。
放送番組ご出演時のショットもマスク着用となっています。しかるにかなり厳格に遵守されているようであります。郷に入らば郷に従うのは当然でありまして、（関東の某県や近畿の某府とは大違いで）秩序とマナーを重んじる地元愛知県の辣腕カメラマンさん諸氏はもちろんマスクを外せとか強要することはなく、見よう見まねでその場の雰囲気に従うよそ者の下手くそカメラマンであります。
あまりこだわりを持っていないと言うか、むしろそのような社会情勢であったという記録が残るという意味があるので、時と場面で様々なパターンがあってよしという考え方です。しかし長丁場の出演でお疲れもあるでしょうけど、どうもずっと表情がさえないような、忍々。部外者のド素人が出過ぎたこととは思いつつ、何か少し名古屋のお役に立ちたいなあ。
‥と、ここに来る途中の名古屋高速から見た虹を思い出しながらふと思うのでありました。
そこで魔法の言葉（笑）を協会さんにボソッとささやいたところ、OKを出していただけました。
2021東近江市レインボー大使 山北穂乃佳さん
ぉぉｰ。（3メートル以上の距離を確保してマスクを外していただいています。）
この日の名古屋のお天気のごとく、一転して晴れやかになり気合も入るレインボー大使さん萌え（笑）。
中止が続いていた「東近江大凧まつり」がやっと再開できるという段階に達したところでコロナ騒動が勃発と、本当についていない東近江市さんでありますが、2020年、2021年と、レインボー大使の募集選考はしっかりと滞りなく行っておられます。
このままホラ吹き専門家たちと詐欺師病院経営者集団による妄言の流布が続き、それに惑わされてしまったら最後、地域の伝統文化も目玉観光資源も消失し、「東近江の大凧」は人々の記憶からすっかり無くなってしまうことでしょう。何としても大凧の舞と風の女神との共演をこの目で拝見したいものでありまして、誇大脅威デマに迷妄せず同調圧力に服従することもなく今年こそは是非とも開催され、かつての賑わいを取り戻していただきたいと切に願うのであります。🌈